ビーライドにZZ-Rの様子を見に行ってきました。 メカニックのKENさんに案内されてガレージに通されるとそこには…
![]() |
タンク・キャブを下し、タペットカバーを外されたZZ-R1100 |
おお、エンジンのヘッドカバーも外してるんですね。
![]() |
シリンダーヘッドを見やすいように開けていてくれました |
( ゚д゚)
(つд⊂)ゴシゴシ
![]() |
目を凝らしてカム山をよく見てみよう |
(つд⊂)ゴシゴシ
![]() |
カム山が齧ってるのがお分かり頂けるだろうか |
(;゚ Д゚) …?!
カム山、齧ってる… 吸気側のカムシャフトも排気側のカムシャフトも 全気筒分、16箇所全部齧ってる…orz なんか段減りしてるし。平面が出来てますよ? ついでにテンショナーが壊れていて、カムチェーンもゆるゆるでした。アイドリングを下げられないことと、メカノイズの原因はこれもあるのかも。
GPz900R(ニンジャ)の系統のZZ-R1100のエンジンもまた、ニンジャと同様にエンジンのシリンダーヘッドに 回るオイル量が少なく、カムとロッカーアームの間の油膜が切れて、このようにカムが齧るんです。しかし、DOHCエンジンなのに、ロッカーアームを介してバルブを押してるって時代を感じるエンジンですよ。 (もちろんGPz900R開発当時は最新技術でした。)
【今回の被害予想】
1.カムチェーンテンショナーが壊れている。
2.カムチェーンが緩んだ状態でエンジンを回しているので段々バルブタイミングがずれていく
3.アイドリングが最低1800rpmでしか安定しないのはこの辺に理由がありそう。
4.GPzニンジャ系のエンジンはヘッドに回るオイル量が少ないらしい。
5.加えてカムシャフトとロッカーアームを潤滑するオイル噴出し口がカムの回る順方向ですぐオイルが流れる。カムの回転方向と逆方向ならもう少しオイル潤滑状態がよくなる気はする。
6.油膜切れからカム齧り
7.カムと当たるロッカーアームも駄目になり要交換
8.カム山が減った分、バルブも上にずれる
9.ヘッド側の当たり面にバルブが埋もれていく
10.ヘッドはバルブシートを切りなおしても修正不能に←腰上終了
11.カム山が段減り、切り粉も発生
12.切り粉はクランクケースまで回り
12.クランクメタルにまで被害を及ぼす←腰下終了
つまり、
このエンジン、オワタ\(^o^)/
ハア・・・orz
【とりあえず】
直せる、直せないを判断するために、腰上までを開けてもらうことにしました。バルブがシリンダーヘッドのバルブシートにどんどん埋まっていっているとヘッド交換。そこまで逝っていたら、程度のいい中古エンジンに載せ換え。 逝っていなければ、腰上オーバーホール、ということにしようかな。
でも、エンジンまともになっても足回りもへたってるし、電装系はヤバいし・・・。もうZZ-Rの最終型のD9、走行1万km未満の車両が買えてしまう気もする。乗り換え時かも。