2015年2月22日日曜日

ZX-10R ABS フロントブレーキホース交換&キャリパー清掃

12月に届いていたブレーキホースとバックステップの装着をやってもらったので、まずはフロント周りの記事をアップ。と言っても写真ばかりなのですが。ZX-10R ABSでブレーキホースを交換してもらいました。メカニックさんにはまた面倒な作業をお願いしてしまいました。ABSユニットとブレーキラインの配線図とを見比べて、まずはフロントから作業して頂きました。

どうしても純正のゴムホースとバンジョーボルトが許せないのでステンメッシュホースを入れました。2011年以降のZX-10R ABS用はSwage Line Proから出ている製品しか適合がないので、その製品のホースの被覆はスモークカラー、バンジョー材質はステンレスの製品です。フルードまで付いてきて、結構、充実したキット内容だと思いました。




横から見るとこんな感じ。車体左側、タンク下のスプロケットカバーのちょうど上あたりにABSのハイドロリックユニットがあって、マスターシリンダーからのブレーキオイルのラインは一旦そこに引き込まれて下の写真のフレーム脇の金属管を通って、今回交換したステンメッシュホースのブレーキラインに接続されます。


タッチは元々、ABS車両は固い感じだったのだけれど、街乗りではそこまで変化を感じないレベル。後日、サーキット走行をした感じではかなり固めになっていて、今までブレーキレバーのダイヤルを1段階遠くしていたけれど、メッシュホース化に伴って、それは必要なくなった気がします。

後日やったブレーキキャリパー清掃の内容も一緒に記します。キャリパーを外してお湯と中性洗剤でひたすら洗って揉み出し。こういうのは時間がかかるので、自宅で手間をかけてのんびり作業。とは言え、ピストン回しの工具は握っていて手が痛くなるので、ラバーを巻くとか対策した方がいいのかもしれない。
 

キャリパーピストンを全周、ブラシを使って綺麗にして、メタルラバーを塗り込んで均等に出るようになるまで綺麗にします。とは言っても、この10RのTOKICOのキャリパーはほぼ均等にピストンが出てくるのでそこまで苦労はしないかも。TOKICOのイメージを良い意味で裏切られたキャリパーです。

今回から東日のトルクレンチを入手したので、活用してます。バイク屋さんで借りなくても自宅で作業できるようになりました。

2015年2月11日水曜日

伊豆最南端の石廊崎までリハビリツーリング

久しぶりに走るので、他の人とも協調性が取れるかどうか怪しかったし、何か困っても独りなら迷惑をかけることもなかろう、と。天気予報で暖かくなるという予報が出てたので出発。ルートは凍結が心配なので、山の上は走らず伊豆の海岸線をひた走ることに。目標を2段階設定しておいて、1段階目は河津まで、もし余裕があってもっと遠くまで行けそうなら2番目の目的地の伊豆南端の石廊崎まで行ってみようと。弱ったバッテリーは車体から降ろして時間をかけて充電していたので大丈夫。

ルート

第三京浜~横浜新道~新湘南バイパス~西湘バイパス、国道135号~136号で伊東またはその先の下田・石廊崎まで。 まずはいつもの西湘PAで休憩。

西湘PAにて
伊東の港でイルカを飼育しているのを思い出して立ち寄る。人に教えてもらって前から知ってはいたけれど、今日は偶然、イルカのトレーニングをしていた。頭よいみたいだし懐いているし見てて可愛い。




伊豆熱川の錦にアジのたたき丼を食べに行く。ただ、ここは当日アジが入荷していないと食べられない。この日はアジが未入荷だったので金目鯛の煮つけ定食にした(今まで一度も食べられたことはないのでいつかリベンジしたい…)。 伊豆熱川の入り口は毎回間違えてしまう。この日もやはり間違えてしまった。

金目鯛の煮つけ定食

途中で135号線から河津浜で右折、411号線に折れて河津に寄って、河津桜の原木を見に行く。時期的に河津桜祭りは始まっていたけれど、早い木で1分咲き、原木はまだ咲いていなかった。また135号線に引き返して、さらに南の下田、石廊崎を目指す。走っていたので写真は撮れなかったけれど下田の海は青くて砂浜も白い砂でとても美しい。撮影に使われるのも納得だな、と思いながらひた走る。

135号線から136号線へ入り途中で石廊崎方面の県道16号線へ。石廊崎では駐車場・駐輪場へバイクを停めて、岬の先端まで歩く。かなり歩くのでこれから行く人は注意です。

20分ほど歩くと石廊崎の灯台が見えてきた。残念ながら灯台の公開は原則としてされていないみたい。

石廊崎灯台
灯台の説明
さらに岬の先端へ向かって歩く。アップダウンや階段が出てきて結構きつい。先端まで歩くとサスペンスドラマの終盤で犯人が独白するシーンで出てきそうな断崖絶壁に出くわした。この写真の左手に階段を下りていくとまず石室神社がある。そして岬の先端まで行くと熊野神社がある。もっとも熊野神社は祠があるこじんまりとしたものなんだけど。 先に熊野神社の辺りまで行っていたカップルが(崖の上で下の海まで結構な高さがあって)怖い怖い、と話しているのが聞こえてきた。この日は風も強かったし、高所恐怖症の人にはちょっと辛いかもしれない。

石廊崎先端
途中の階段から望んだ海
上の写真と反対側の海。こちらの方が青さが分かりやすいかも

石廊崎を見て、伊豆南端を県道16号線でぐるっと一周してまた136号線へ戻る。この日はひたすら下道を走っていたし、ゆっくり走っていたのでとにかくクラッチを握る左手が疲れた。握れなくなって肘ごと腕を引いて走ったのは久しぶりかもしれない。21時の時点でまだ湯河原までしか戻れていなくて、その後は西湘バイパス、新湘南バイパス、第三京浜を使って帰宅。有料道路に乗ってからはクラッチを使う頻度は減るので助かった。