2016年10月29日土曜日

FSW本コース スポーツ走行(4回目) クイックシフター動作確認

はじめに

ECU書換とクイックシフターを入れたので、パワーとクイックシフターの具合も試したくて富士スピードウェイの本コースを走ってテストすることにした。今年は、色々と事情があって走るまいと思っていたのだけれど、10500~13550rpmの間の馬力が解放されたのを試してみたくて行ってみることに。ただしスプロケットはフロントが純正の17丁から2丁落とした15丁のままで(リアは純正の39丁)、トップスピードは伸びないのは承知の上で行った。(本当は17丁に戻したかったのだけれども。)

天候

この日はギリギリ曇りの予想。こういう時は富士に行くと雨が降っていたりする。高速を走りながら持つかなぁ、気温低いし1本目は捨てて2本目から、それも無理そうだったらショートコース走って帰ろうか、と思いつつ到着。神奈川県で降っていなくても静岡県に入った辺りから路面が濡れていたり小雨がパラついたりで県境で天気が変わる模様。

ライセンスカードを間違える

富士スピードウェイのゲートでライセンスカードを見せて中に入ろうとすると警備の人に止められた。「それ昨年までのでもう有効期限が切れていますよ。」今年来た新しいライセンスカードを持ってくるのを忘れて去年までのものを持ってきてしまった・・・。入口で1000円、コントロールタワーで仮ライセンス料(今日1日だけ有効)1050円を払う。

仮ライセンスと走行券

走行待ち

時間的にも本コースのスポーツ走行枠1つめは捨てたので、2本目の枠まで時間が余る。ショートコースが走れそうだったらそっちを1本でも走って体を慣らしておきたいと行ってみる。準備をしていると「こんにちは。」とtakadamaさんに声をかけられた。今日は知ってる人はいないと思っていたので嬉しい誤算。

ショートコースも路面はまだ濡れていて 「四輪の人達が頑張って走ってくれればライン上は乾きそうですねぇ。」とか話しながら、コースサイドでお話ししながら待ってみる。そうこうしているうちに10時が近くなって、本コースの走行枠2本目の時間が近づいてきたので移動。
 
コントロールタワーの近くで準備をしているとDucati Monsterに乗った紳士が「これもし良かったら使ってください。今月末までの走行2000円引き券です。私は天候が悪いので今日はもう走らないので。」と親切なオファーをしてくれたのでありがたく頂戴した。これでライセンスカードが無くて余計にかかった費用とほぼ相殺できたので、心は軽くなった。

朝一番のショートコース(最終コーナー側)
同じく朝一番のショートコース(1コーナー側)
  走行枠

天気が悪いので台数も少ない。路面はライン上だけは乾いていて、だけど外れるとアスファルトは黒く湿っているという感じ。 あまり無理も出来ないけど、そこまで危険でもないという自分の中では感触(フルウェットの中を走ったこともあるので。あれは実に嫌なものだった・・・)。

コースインして1年ぶりに走るので走り方はもうほとんど忘れてしまったけれど、シフターの感触を試す。点火カット時間幅もECUに直接書き込んでもらっているので、ある程度回っていると、ショックも少なくスコッとシフトアップ出来る。今までは左ヘアピン立ち上がりから300Rの入り口でシフトアップするのにタイミングが今一つ合わなかったけれど、これならバンクしていても3速から4速に上げやすい。

ストレートでも2速で立ち上がって、6速までアクセルを開けっ放しでいいので、とても楽。ストレートの前半で6速レブリミットに当たるようになった。Fスプロケが15丁とショートなのでメーター読みでだいたい260km/h。スプロケを2丁増しの17丁に戻せば299km/h表示は拝めそう。それが分かっただけでも今日は満足。パワーの方は10000rpm以上がかなり出るようになって、今までとは全く別物になった。フロントが浮きそうになるので、胸をタンクに押し付けてバイクを抑え込んで走っていた。全開にしようとして、パワーにビビって初めてストレートで全開に出来なかった。あと数㎜は開けしろが残っていたと思う。

今まではスロットルを握る手はドアノブ握りは心がけても、スロットルを全開にするようにするとシフトアップの時に全閉になり切らなくてシフトミスをすることがあったけど、これならそういうことは無くなる。その間、クラッチも切らなくてよいので、トラクションが途切れるのも点火カットしている一瞬だけ。クルマで言えば、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)もどきな加速をする。ZX-10RやYZF-R1の最新モデル(S1000RRは最初から付いてるけれど)はこの上にシフトダウン時にもアクセルを煽って回転を合わせるブリッピングを自動でやってくれるオートブリッパーまで付けられるんだからどんどんライダーの操作は減って走ることに専念できるようになる。

30分の走行枠があったけれど1コーナーから霧が流れてくるのが見えて5分早めにピットインしてみた。コースを出てすぐに周りは霧だらけに。

真ん中のDucati Monsterの人が割引券をくれました
 次の四輪の枠の人達はこんなミルクのように真っ白な霧の中をスキール音を響かせながら走っていた。

左ヘアピンを撮ってみたけれど霧で何も映らない

四輪はコーナーまで50mとか100mの看板だけ見えてれば走れるんだろうか・・。この後はショートコースにまた戻ってみた。takadamaさんに声をかけようとしたところで、小雨が降ってきて「今日はもう終了ですね。」ということで終わりにすることにした。

ツナギがもう限界

ツナギのパンチング孔がミシン目のようにつながって破れて行ってる。 新しいのが欲しいけれど、直してもう少し体を絞ってからにしたい気もして悩ましい。

右のふくらはぎと
左の腰の辺り
左の腰の辺りもほつれかけているのを見て、これはもうダメだ、と思った。右にバンクするとこの辺りの革が余るから革どうしで擦れてこんなことになってるんだと思う。安全はお金で買う方がいいので、もっと良い革を使ったツナギにするのが一番良いのだろうけれど。冬の間にどうするか考えます。。。

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