トミンを走っている人のツイッターを眺めていて、ライン取りに関する考察、走行記録のつぶやきをみているとだんだんとトミンを走りたくなってきたので、久しぶりでもあるし、音量規制も気になるので、貸切走行会である梨本塾に久しぶりに参加してきました。前回は2012年12月なのでかなり久しぶり。音量対策を施して、スプロケットはショート化(フロントを17丁から15丁へ)してきたので、準備は万端です。
久しぶりのトミン |
準備が整った10R(バイクの向こうには梨本さんと熟生さん) |
無駄に早く着いたのでテーピング等丁寧にやりました |
後ろから見ると族車みたいなマフラー角度。。。 |
梨本塾の1日
参加したことある人には周知の事実だけど、梨本塾のスケジュールは以下の通り。午前中にフリー走行で20分×2、昼休み(昼食)を挟んで、タイムアタックと称した予選、それからK-RUNと呼ばれる模擬レース、そしてレースで気が付いたことを復習する最後のフリー走行枠の5本立て。これが速さ別にA~Dの4クラスに分けられて行われる。僕はDクラス。
フリー走行1本目
フリー走行2本目
昼休み
タイムアタック(予選)
K-RUN(模擬レース決勝)
フリー走行
フリー走行1本目、2本目
そもそもトミンを走るのが2013年7月以来で3年ぶりなので、当時見つけたサスセットに合わせて来た。標準セットよりもダンパーは抜いて、特にフロントのコンプレッションは全抜きだ。これは僕の能力ではフロントサスを沈められないからやってみてたどり着いたセットです(りらっくまさんのアドバイスが大きかったけれども)。
久しぶりにトミン走ってどうだったか?と言われると、もう走り方をすっかり忘れていて、ラップタイマーを後で見るに36秒~38秒で周回。遅くても膝は擦れるけれど、膝は速く走ろうとした先に結果としてバンク角を確かめるために擦るのだから、擦れなくても気にしないことにして走る。走行前は短いストレートで如何にスピードを120km/hに乗せていくかって考えていたけれど、とてもとても。。。もう本当にアクセルが開けられていない。
それでも何周も走っていると、2コーナーの帝王コーナーでフロントサスを沈めてバンクさせている時にスロットルを開けてリアも沈ませて車体全体が沈むことで位置も低くなり膝も擦れるようになってきた。僕の中ではバロメーターはこの帝王コーナーだ。
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
この日は、パドックで陣取った位置の隣にYZF-R6でRapid Bikeのトラコンまで装備した方と、この日サーキットを走ると言っていた先代YZF-R1の方がいて、休んでいる間は色々とお話しした。R6の方からは、最終コーナーをインベタで周り過ぎじゃない?確かに速い人はそういうラインだけれども・・ということだったので、最終進入のS字で外に振ることを意識してみた。外側に振ると確かに古い舗装と新しい舗装の境目にギャップがあって、フロントが乗るとちょっと弾かれる感じがある。この日は湿度も高かったこともあり、梨本さんはここのギャップを踏んだライダーの皆さんのサスの収束が良くないと言っていた。(ということでラインはみんなが通っているここが正解なのかな?と思い直した。)
空気圧は1本目を走り出す前に前後1.8kg/cm2に合わせて走り、走行直後に確認するとちょうど2.0kg/cm2だったので、これでちょうど良さそう。
タイムアタック(予選)
お昼休みを挟んでタイムアタック(予選)で、各クラス順にタイムアタック。僕の出番の前に突如、地震が起きたのは驚いたけれど、おさまるのを待って、コースイン。10分間のタイムアタックなので、とにかくがむしゃらに走る。タイムは午前中よりも少し上がって35秒234という記録だった。
写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄
10分しかないので、最初から飛ばしていって何となーくだけど、そう言えば前はこんな感じで走っていたような?という気分がしてきた。アクセルはまだ全開にはなっていないけれど、フロントがわずかに浮いてちょっとビビってもどしてしまう。。。こういうのは徐々に慣れるしかないんだよな。
予選結果ではDクラスで9人中8位。3列目のイン側のグリッドからのスタートになった。
K-RUN(模擬レース)
タイムアタックが終わると20周のK-RUN(模擬レース)が待っている。スタートでは6000rpm以上回して隣のロスマンズカラーのCBR600RRの人より前に出てやろうと思ったけど及ばず順番通りに1コーナーへ。 あとで予選タイムを比べたら予選7位の人とは3秒以上差があるので、当然、追いすがれるわけはないんだけれども、20周の中で色んな人に抜かれては少しだけ頑張って付いていき、自分だけで走るよりも少しだけ早く走れるようになっていくような気がしている。アマチュアのライダーでこうして模擬レースでも他人と競うことで少しだけ以前よりも上達すればいいな、と思う。
結果は、予選通りのオーダーで8位でフィニッシュ。20周という周回数はもうバテてしまうんだけど、気合次第で何とか走り切れる絶妙な周回数だと思う。
もう一度フリー走行
梨本塾では模擬レースの後にさらにもう1本、フリー走行がある。午後に地震が起きて進行が遅れたので各クラス持ち時間は8分だけれど、気合を入れ直して走ることにしてみる。模擬レースの中で気が付いたこと、出来るようになったことを少し体を休めた状態で復習するのだ。
8分しかないので、タイムアタックよりも更に気合を入れる。もう体はバテバテなんだけど、危なくない程度に頑張る。結果はタイムアタックの時よりも少しタイムは上がって、35秒02が出た。
走り終わっての感想
以前、集中的に走っていたのが2008年の夏から秋にかけて。その頃に出していた31秒31には4秒近く遅いんだけれど、当時は月に2回も走っていた。少しでも時間を作って走り込みたいのが今の正直な気持ち。
過去の走行記録を調べていたら、2008年の夏から秋にかけて月に2度のペースで集中的にトミンを走り、2008年11月の梨塾で 31秒31というタイムをマークしていた。今回は前回のトミン走行から3年も空いてしまっていて、このタイムは当然だと思う。当時と今とではバイクもZX-9RからZX-10Rに換わったこともあるし、年齢も当時よりも8歳年を取っていて肉体的なコンディションも違う。だけど、今の10Rで9Rのベストタイムを更新したいし、欲を言えば、30秒を切って29秒台に入れてみたい。そんな訳で成し遂げられるかどうかはともかく、トミンを走る機会をもっと増やして、過去の自分に打ち克ちたい。
走行メモ
天候:曇り、湿度高め
タイヤ:Pirelli Diablo Super Corsa V2 SC2(ミディアム)
空気圧:
F 1.8kg/cm2(冷間)→F 2.0kg/cm2(温間)、
R 1.8kg/cm2(冷間)→R 2.0kg/cm2(温間)
パワーモード:Full、トラクションコントロール:Mode 1(介入最弱)
コメント今更ですみませんが、先日の梨塾ではお声がけいただきありがとうございました!
返信削除私が2009年に梨塾に初参加するまでに色々な方のブログを参考にしていたのですが、
ツナギで打ち上げに参加されていたKensakuさんということで覚えていました(^^;
またお会いした際はよろしくお願いします!
ymkzさん
削除コメントありがとうございます。2009年から梨塾に参加されていたんですね。あはは、確かに梨塾のあとにツナギで打ち上げに参加したことあります^^;
またコースでお会いした際はこちらこそよろしくお願いいたします!