2016年7月30日土曜日

ZX-10R 純正リアショックをオーバーホール用として入手

ZX-10Rももうすぐ手に入れてから5年。それなりにサーキットも走っているので、そろそろ足回りもリフレッシュしたい、そんな思いからヤフオクで純正リアショックを物色していた。モデルチェンジするまでは、新車外しの純正リアショックも割と安値で出品されていたのだけれど、やはり新車を買ってすぐに社外リアショックに換えてしまうような奇特な人はモデルチェンジで新型ZX-10Rを買うだろうから、出品も激減したのだった。


何とかこれならといいかと思って入手したのは、今ついているショックとスプリングの色も同じ白(JK型ZX-10Rのスプリングの色は白、赤、ライムグリーンがある)。走行距離は23000㎞程度の車両から取り外したとの情報が出品者の説明にあった。リアサスのフレーム側に取り付ける為のブラケットがついているところを見ると事故車両から取り外したのかも(社外ショックに変えたのならこのブラケットは使うので余らないから)。今自分の車両についている物の方が程度は良さそうに見えるが、どうせオーバーホールしてから使うつもりなのできにしないことにする。8耐を僕のうちに見に来た友人にも「(程度が良くないので)あまり良い買い物ではなかったかもね。」と言われてしまう。


それにしても、バイクのパーツは取り外して室内に入れると妙に大きく感じる現象はそろそろ名前が付いてもいいと思う。

2016年7月17日日曜日

3年半ぶりの梨本塾参加してきました

はじめに

トミンを走っている人のツイッターを眺めていて、ライン取りに関する考察、走行記録のつぶやきをみているとだんだんとトミンを走りたくなってきたので、久しぶりでもあるし、音量規制も気になるので、貸切走行会である梨本塾に久しぶりに参加してきました。前回は2012年12月なのでかなり久しぶり。音量対策を施して、スプロケットはショート化(フロントを17丁から15丁へ)してきたので、準備は万端です。

久しぶりのトミン

準備が整った10R(バイクの向こうには梨本さんと熟生さん)

無駄に早く着いたのでテーピング等丁寧にやりました

後ろから見ると族車みたいなマフラー角度。。。
早めに出発したこともあり、トミンには7時15分くらいに到着。だんだんと集まってくるトミン常連さん達で以前お会いしたことある人達にも挨拶をしつつ、準備を済ませる。前回の2012年12月以来で会うのはキング氏、おもちさん、梨パパさん。ymkzさんはお話しするのは初めてだったけど、話しかけて自己紹介してみた。ブログも以前に見て頂いていたそうでありがとうございます。

梨本塾の1日

参加したことある人には周知の事実だけど、梨本塾のスケジュールは以下の通り。午前中にフリー走行で20分×2、昼休み(昼食)を挟んで、タイムアタックと称した予選、それからK-RUNと呼ばれる模擬レース、そしてレースで気が付いたことを復習する最後のフリー走行枠の5本立て。これが速さ別にA~Dの4クラスに分けられて行われる。僕はDクラス。

フリー走行1本目
フリー走行2本目
昼休み
タイムアタック(予選)
K-RUN(模擬レース決勝)
フリー走行

フリー走行1本目、2本目

そもそもトミンを走るのが2013年7月以来で3年ぶりなので、当時見つけたサスセットに合わせて来た。標準セットよりもダンパーは抜いて、特にフロントのコンプレッションは全抜きだ。これは僕の能力ではフロントサスを沈められないからやってみてたどり着いたセットです(りらっくまさんのアドバイスが大きかったけれども)。

久しぶりにトミン走ってどうだったか?と言われると、もう走り方をすっかり忘れていて、ラップタイマーを後で見るに36秒~38秒で周回。遅くても膝は擦れるけれど、膝は速く走ろうとした先に結果としてバンク角を確かめるために擦るのだから、擦れなくても気にしないことにして走る。走行前は短いストレートで如何にスピードを120km/hに乗せていくかって考えていたけれど、とてもとても。。。もう本当にアクセルが開けられていない。

それでも何周も走っていると、2コーナーの帝王コーナーでフロントサスを沈めてバンクさせている時にスロットルを開けてリアも沈ませて車体全体が沈むことで位置も低くなり膝も擦れるようになってきた。僕の中ではバロメーターはこの帝王コーナーだ。


写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/

カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄

この日は、パドックで陣取った位置の隣にYZF-R6でRapid Bikeのトラコンまで装備した方と、この日サーキットを走ると言っていた先代YZF-R1の方がいて、休んでいる間は色々とお話しした。R6の方からは、最終コーナーをインベタで周り過ぎじゃない?確かに速い人はそういうラインだけれども・・ということだったので、最終進入のS字で外に振ることを意識してみた。外側に振ると確かに古い舗装と新しい舗装の境目にギャップがあって、フロントが乗るとちょっと弾かれる感じがある。この日は湿度も高かったこともあり、梨本さんはここのギャップを踏んだライダーの皆さんのサスの収束が良くないと言っていた。(ということでラインはみんなが通っているここが正解なのかな?と思い直した。)

空気圧は1本目を走り出す前に前後1.8kg/cm2に合わせて走り、走行直後に確認するとちょうど2.0kg/cm2だったので、これでちょうど良さそう。


タイムアタック(予選)

お昼休みを挟んでタイムアタック(予選)で、各クラス順にタイムアタック。僕の出番の前に突如、地震が起きたのは驚いたけれど、おさまるのを待って、コースイン。10分間のタイムアタックなので、とにかくがむしゃらに走る。タイムは午前中よりも少し上がって35秒234という記録だった。


写真提供:梨本塾 http://kei74moto.client.jp/

カメラ: 梨本塾オフィシャル & 影兄

10分しかないので、最初から飛ばしていって何となーくだけど、そう言えば前はこんな感じで走っていたような?という気分がしてきた。アクセルはまだ全開にはなっていないけれど、フロントがわずかに浮いてちょっとビビってもどしてしまう。。。こういうのは徐々に慣れるしかないんだよな。

予選結果ではDクラスで9人中8位。3列目のイン側のグリッドからのスタートになった。


K-RUN(模擬レース)

タイムアタックが終わると20周のK-RUN(模擬レース)が待っている。スタートでは6000rpm以上回して隣のロスマンズカラーのCBR600RRの人より前に出てやろうと思ったけど及ばず順番通りに1コーナーへ。 あとで予選タイムを比べたら予選7位の人とは3秒以上差があるので、当然、追いすがれるわけはないんだけれども、20周の中で色んな人に抜かれては少しだけ頑張って付いていき、自分だけで走るよりも少しだけ早く走れるようになっていくような気がしている。アマチュアのライダーでこうして模擬レースでも他人と競うことで少しだけ以前よりも上達すればいいな、と思う。

結果は、予選通りのオーダーで8位でフィニッシュ。20周という周回数はもうバテてしまうんだけど、気合次第で何とか走り切れる絶妙な周回数だと思う。


もう一度フリー走行

梨本塾では模擬レースの後にさらにもう1本、フリー走行がある。午後に地震が起きて進行が遅れたので各クラス持ち時間は8分だけれど、気合を入れ直して走ることにしてみる。模擬レースの中で気が付いたこと、出来るようになったことを少し体を休めた状態で復習するのだ。

8分しかないので、タイムアタックよりも更に気合を入れる。もう体はバテバテなんだけど、危なくない程度に頑張る。結果はタイムアタックの時よりも少しタイムは上がって、35秒02が出た。




走り終わっての感想

以前、集中的に走っていたのが2008年の夏から秋にかけて。その頃に出していた31秒31には4秒近く遅いんだけれど、当時は月に2回も走っていた。少しでも時間を作って走り込みたいのが今の正直な気持ち。

過去の走行記録を調べていたら、2008年の夏から秋にかけて月に2度のペースで集中的にトミンを走り、2008年11月の梨塾で 31秒31というタイムをマークしていた。今回は前回のトミン走行から3年も空いてしまっていて、このタイムは当然だと思う。当時と今とではバイクもZX-9RからZX-10Rに換わったこともあるし、年齢も当時よりも8歳年を取っていて肉体的なコンディションも違う。だけど、今の10Rで9Rのベストタイムを更新したいし、欲を言えば、30秒を切って29秒台に入れてみたい。そんな訳で成し遂げられるかどうかはともかく、トミンを走る機会をもっと増やして、過去の自分に打ち克ちたい。

走行メモ
天候:曇り、湿度高め
タイヤ:Pirelli Diablo Super Corsa V2 SC2(ミディアム)
空気圧:
F 1.8kg/cm2(冷間)→F 2.0kg/cm2(温間)、
R 1.8kg/cm2(冷間)→R 2.0kg/cm2(温間)
パワーモード:Full、トラクションコントロール:Mode 1(介入最弱)

2016年7月16日土曜日

Auto Magic インナーバッフル装着&ドライブスプロケット交換

翌日に備えて・・マフラーにはエキパイとサイレンサーの間にAuto Magicのインナーバッフルを装着。確実な消音効果を期待して、ロングタイプにしてみた。サイレンサー側の爪を広げて内部でガタつかないように固定できる。バイク屋さんで、大きめのソケットを入れてハンマーで叩いて広げてもらった。


サイレンサー出口から見るとこんな感じ。内径はかなり絞られている。装着した実感では2割ほど消音されていると思う。


フロントのドライブスプロケットの丁数を変更。純正の17丁から15丁へと2丁落として加速寄りに。チェーンアジャスターがかなり後ろに来るけれど、前にやってもらったこともあるので大丈夫。


しばらくはこの仕様で走り込んでみよう。

それと・・・前から気が付いてはいたが、ツナギのパンチング穴がミシン目のように繋がり、穴が開きました(右足のふくらはぎの辺り)。転んだらヤバそう。。。

2016年7月2日土曜日

箱根ツーリング

会社の帰りにたまに立ち寄るバーのマスターが昔、オフ車でエンデューロのレースをやっていたので、よくバーでバイクの話をマスターとする。その時に言われたのが「Kensakuさんはもっと1人で走ってみた方がいいですよ。」その言葉を意識していたかどうかはもう忘れてしまったけれど、7月に入って週末の天気が良さそうなのを確認してツーリングとして箱根に向かったのだった。 経路は第三京浜~横浜新道~国道1号~新湘南バイパス~国道134号~西湘バイパスで箱根へ。うちからだと東名~小田原厚木道路でも行けるんだけど、この経路は何だか飽きてしまって。横浜に住んでいた頃のように西湘バイパスを走りたかったのもある。路面の継ぎ目をだだん、だだん、とサスペンションで受け止めながら走るのが心地よい。西湘PA(下り)に入って箱根での経路をどうするかひとしきり考えてみた。先ほどの国道1号の渋滞を抜けてきた時に気温も高いのもあって汗をかいてべたべたする。今まではやったことがないけど、温泉地箱根だから、どこか適当な日帰り温泉を見つけてさっぱりするのも一興かと思った。


選んだのは宮ノ下にある底倉温泉 函嶺。西湘バイパスを抜けて箱根新道方面に国道1号へ行き、箱根新道へは入らずそのまま箱根湯本を抜け、七曲りを抜けて宮ノ下へ行く。最初は看板が目立たず行き過ぎてしまったけれど、大正時代に作られたという函嶺医院という洋風な建物がその温泉だった。建物に着き、施設の女性の方に声をかけるともうあと20分ほど待ってね、という返事。お湯の準備とかあるのかな?と思っていたが、先客の女性2人組が入っていたからだった。そう、ここの温泉は貸切露天風呂なのである。しかも1人700円で1時間まで利用できる。向かいには大手の日帰り温泉もあるけれど、半値以下だ。


あまり長風呂はしない僕だけど、いいお湯だったので、なるべくゆっくりしてみた。ツーリング前にさっぱり出来たのは嬉しい。

もう正午なので、ここで昼食。同じく宮ノ下の鮨みやふじで元祖アジ丼を頼むことにする。 何となくいつも伊豆ツーリングで行くアジのたたき丼で有名なお店でアジがいつも食べられないこともあって、アジへの執着は深い(笑)。

元祖アジ丼

当店の営業時間は女将が疲れるまでとなっています。
お店はこじんまりとした広さで20人も入れないと思うけれど時々、テレビの取材も来ているようだ。アジ丼はとてもボリュームがあって美味しかった。ちなみに板前さんはお店のお父さんであろう男性でした。同じルートを2年前にたどった人のブログを後で発見したので紹介しておく。

お腹が膨れたら宮ノ下から北上して仙石原を経由して芦ノ湖スカイラインへ。とここで、途中から霧がかかりはじめ、道中が怪しくなる。芦ノ湖スカイラインに着く前にすっかり辺りは霧につつまれていた。

仕方ないので、芦ノ湖スカイラインを通る時にいつも入ろうと思って入れなかったレストハウスフジビューへ。 今日は何も見えなかったけど霧が無ければ本当に見晴らしがいいんだよ。お店の人に聞いたところによると、この時期は平地が暑く、山の上が涼しい為、気温差があるために霧が発生するのだそうだ。海の変温層を勝手にイメージした。

ケーキセットを頼んでひとしきりこの先のルートを考える。

マロンケーキとコーヒーのセット

外は真っ白で何も見えない

バイザーにも水滴が付いてます。

元箱根の箱根神社に行こう。芦ノ湖スカイラインを箱根峠まで走り切って芦ノ湖の南端を回るように走り箱根神社へ。縁結びで有名な九頭龍神社は社殿の建て替えで一時的に立ち入り出来なくなっていた。箱根神社でお参りすることで代理とさせてもらう。

帰りはまた箱根峠へ戻って大観山からMAZDAターンパイク経由で帰ることに。MAZDAスカイラウンジでコーヒーを飲みながら一休みするけれど、ミルクのような濃い霧で展望台からは何も見えなかった。

6月とか7月に来るといつもこんな感じ
 ツーリング自体は200kmほどの走行で結構思いつきで気ままに走った感じ。帰りにターンパイクを走った時には霧もかなり晴れていた。下りなのでブレーキング時にいかに腕に負担をかけずに下半身でバイクをホールドするかという練習もしてみた。本当に使いこなせるようになれば武器になりそう。(もちろんサーキットで、だけど。)