元々は、富士の本コースを走っていて、シフトペダルをかき上げてシフトアップするよりもシフトペダルを踏むだけの方が確実にシフト出来る、かつ、負担が少ないということもあってやってみた。今使っているFORMAのブーツ(ICE PRO)が僕の足の甲よりもブーツの方が高さがあって、隙間があるのもあって、ブーツでシフトペダルを押し上げてもペダルが上がり切らず、シフトミスすることがある。それが解決されればいいなと。
こんな箱に入ってました |
裏側(イタリア語以外に主要な言語で説明が) |
タンクを降ろして、エアクリーナーボックスを開けて純正のエアフィルターと交換。
エアフィルターの面積を比べると下の赤いBMCのエアフィルターの方が開口部が大きい(裏表逆で撮影してしまったけれども)。
エアクリーナーをあるべき場所へ設置。スロットルバルブから吸気側のポートを見せてもらったけれど、キレイなものだった。
エアボックスの中なので見えないけれど、赤いフィルターはやはりカッコいい。吸気効率も上がって1馬力でも多く出ればいいな。
次はシフトペダルのリンケージをひっくり返して逆シフト化してもらう。クイックシフターを既に取付済なんだけど川口さんのお店で取り付けたわけではなく、配線がチェーンに触れそうなのが気になっていたのでその配線も見直してもらうことに。配線はスプロケカバーの中を通ってフレームの内側からリアシートカウルの中へ入っていくのだけれど、フレームの内側でチェーンと触れそう。なので、配線の保護をしてもらって配線ルートはチェーンに触れないように変更してもらう。
BEETのバックステップが入っているのでチェンジカムを上下ひっくり返してもらうだけで逆シフトへ変更できる。純正のチェンジカムよりBEETのものの方が短いのでスプロケカバーにも干渉せず出来ます。純正ペダルのまま行くには08~10年式のE型10Rのチェンジカムを使うと逆シフト化できるのだとか。
チェンジロッドから配線が出ているので、そこで一旦、タイラップで留めて、バックステップとフレームの間でも固定してフレームに沿わせてリアシートカウル側へ配線を送ってもらう。シート下のインナーカウルに穴を開けて、そこで配線をタイラップで固定。ここで固定しないと配線がテールカウルからステップ側へ垂れ下がるので。
これで配線はすっきり。リアタイヤ側からフロントスプロケット側も見たけれど、チェーンとはかなりクリアランスも取れて、触れる要素は無くなった。
また、クイックシフターは正逆どちらのシフトパターンも変更可能なタイプなので、逆シフトパターンに変更しておいた。シフターの2つのコントローラのボタンを両方とも押したままイグニッションONにすると「UP」の表示になる。そのまま5秒以上押して放すと「UP」表示が点滅するので、その時にシフトアップ方向へチェンジペダルを動かせば正逆の認識をしてくれる。すでに逆チェンジにしているのでシフトペダルを下に踏み込めばシフターも逆チェンジを認識する。(DOWNのどれかの文字が出てきたりはしないです。)あとはこのセンサーで0~40までシフトの感度を変更出来るけれど、デフォルトの10から13へ感度を強くしておいた。もう少し感度を上げてもいいかも。
まだ、意識していないとシフトダウンする時にもシフトペダルを踏み下ろしてアップさせてしまうことがあるけれど、慣れれば逆シフトの方が確実に楽に、そして確実にシフト出来ると思う。
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