2013年9月1日日曜日

A-tech ラジエーターコアガード装着&Sikoleneクーラント交換

サーキット走行でタイヤかすを巻き上げてしまうのとツーリングの時にも道がよくないと砂利を巻き上げてラジエーターに当たるのが気になっていたので、コアガードを付けてみることにしました。今まであまりこういう「ザ・盆栽」って感じのパーツには興味がなかったんだけど、この10Rは手をかけようと思っているのでやってみることに。結論から言うとA-techのコアガードはすんなりとは付きませんでした。

チョイスしたのはA-tech製ラジエーターコアガード タイプRです。 真ん中のメッシュが細かくなっていてサーキットで熱が入ったフロントタイヤにくっついて巻き上げられるタイヤかすおよび砂利に対する防御性が高そうということでタイプRにしました。事前にラジエーターASSYの値段を調べると5万。一方のコアガードのお値段は3万…。コストパフォーマンス考えると微妙です。

ラジエーター下部のボルトと共締めするだけだそうです
コアガードの説明書には「FRPカーボンの特性上~、…」と注意書きが入ってますがコアガードにはとりあえず関係ないと思うけれど、A-tech製品はカウルとかがメインだろうから取説全部に載せてるのかも。

洗剤吹きかけて少し置いてから流します
コアガードを装着する前にラジエーターコアを洗剤で洗いました。念入りには出来ないけれど、どうせまたすぐ汚れるし、割り切りも大事。コアガードはラジエーターコア上部にツメでひっかけて、下部のエキパイの間から出ているラジエーターの支持ステーのボルトと共締めするだけなのですが、肝心のコアガードの寸法が実際のラジエーターよりもすこーしだけ短くて寸足らずでボルトが入りません…。

カウルを脱がして何だか大がかりな作業に!
今回はクーラントもSILKOLENEのPro Coolに入れ替える予定だったので、ラジエーターコアを一旦外して、それに合わせてコアガードのボルトが入る下部の折り曲げ部分を一旦延ばして曲げ直すことにします。こういうのは付くようにしか付きません。

ボルトオンでは付かなかったです
バイク屋さんの工場長を手伝っていてラジエーターコアを外したり、ガードを曲げ直したりしてる写真は撮れなかったんだけど、何とか無事に付きました。苦労したけれど、何だかラジエーターが銀色にピカピカして高級感が出た気がします。これはこれでアリかもしれない。

Pro Coolは水色でした
クーラントは一旦、全て抜いてしまったのでSILKOLENEのPro Coolを投入。緑じゃなくて水色をしています。水で割らずに原液のまま使用するタイプです。Wako'sのヒートブロックとかと違って不凍性能が有るので冬でも使えます。普通のLLCと比べて入れて水温が低く安定する、とまでは言えないと思いますが、エンジンのウォータージャケットなどの水の流路が錆びずにキレイに保てるらしい。いずれエンジンを開けてみる日が来た時にスゴさが分かるかもしれません。

アッパーカウルにレギュレーターがついてるので戻さないとエンジンかけられません
アッパーカウルを戻して暖気します。ラジエーターキャップは締めておきます。開けてエア抜きすると思っていましたが、噴きこぼれるだけなので締めたまま暖気してエンジンが冷えたらキャップを開けて出てきたエアを抜いてクーラントを足して、という流れでOKだそうです。ひとつ勉強になりました。 普通はアッパーカウルは外しっぱなしでもエンジンかけてOKだと思うんだけど、この10Rはアッパーカウル内にレギュレーターが付いている為、カウルを戻して配線を繋がないとエンジンをかけられません。色々なコネクターがあって、ZX-9Rの時よりも配線がゴチャゴチャして自分ではあまりやりたくないなぁ、って作業。その分、コンパクトに出来ているから文句は言わないですけどね。


おまけ。現行のJK型ZX-10Rはタンデムシート下の小物入れのスペースが非常に小さくETC本体を入れると整備手帳すら入りません。シングルシートカウルの裏側に整備手帳は折り畳んで入れています。バイク屋さんに行く時はいつもシングルシートにしてるので問題なし。車検の時くらいかな。困るのは。

色々とバラしてまたひとつ、ZX-10Rのことが分かったような気がしました。

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