結局、着いた時点で今日の参加者であるGieさん(DL1000 V-strom)、dai君(WR250R)、ララさん(VTR250)、狐.com君(隼 GSX-1300R)の4人は既に到着していました。またしても遅れてごめんなさい…orz
全員揃ったところで小田原PAを出て箱根方面へ。ガソリンを給油するのに早川ICで一度、下道に下ります。ララさんは箱根を走るのは初めてということなので、道路はぷち贅沢してTOYOタイヤ ターンパイクで上がることに。先導はGieさんが務めてくれます。道も広いし、桜の咲く季節や紫陽花の季節は沿道を見てるだけでも結構楽しめるんだけど、今回は夏の終わりということもあり緑のみ。また、時期がいい時にみんなで走りたいですね。
ターンパイクを登りきって大観山のドライブインの駐車場に入るとそこは霧に包まれていました…。箱根に来て、霧が出ているのと天気がよくて遠くまで見えるのは僕の中では五分五分くらいの確率で今日は前者の悪い方へ当たってしまいました…。でも、霧のおかげで冷んやりしていて気持ちが良かったのでこれはこれでよかったかもしれない。大観山のドライブインで少し休憩をした後に、芦ノ湖スカイラインを目指して、料金所方面へ走るのですが、同じく山の上なので非常に霧が濃かったです。結局、霧の中を怖い思いをして走っても面白くないだろう、と料金所の手前でみんなで相談してもう少し高度の低い箱根の関所に行き先を変更。史料館みたいになってるらしいんですが、よく考えたら今まで一度も入ったことがなかったのでした。
門も割と新しい感じがします |
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B1%E6%A0%B9%E9%96%A2
Wikipediaによると2007年3月にかつての姿に復元されたようですね。どうりで新しい感じがしたわけだ。「箱根の山は天下の嶮♪」と童謡の箱根八里でも歌われていますが、足柄峠と共に江戸を守るための大事な要害でした。歌の中では中国の函谷関(現在の西安市付近。春秋戦国時代の咸陽を守る秦の重要な関所でここを抜かれると咸陽を滅ぼされる)とも比較されていますね。
この関所から江戸に向かう者や逆に江戸から西へ出て行く者を厳しく取り締まっていた場所だったそうです。興味深かったのは、「出女」と呼ばれる関所から西へ行く女性の旅客を調べるのに「人見女」と呼ばれる女性の役人(たいていはお婆さんで「改め婆」と呼ばれていたそうです。)が髪の中まで何かを隠してないかボディチェックをしていたそうです。通行の証文(パスポートみたいなものですね。)に書かれている髪形や人相などの特徴と一致すれば通ってよい許可が出ますが、合わない場合はここで足止めです。何故、ここまで厳しく調べるかと言えば、昔は大名の奥方が江戸に人質として取られていたことが多く、そうした女性が箱根の関を超えて国元に帰ってしまうと大名が謀反を起こすのに障壁が減る為だったからだと言われています。
当時の関所に詰めているお役人も再現されてました |
http://www.hakonesekisyo.jp/db/data_inc/inc_frame/fr_data_01_01_02.html
鉄砲の江戸への持ち込みと江戸から出て行く女性の旅を厳しく制限したことからこう呼ばれていました。そう考えると今の時代は、僕達バイク乗りは自由に県境を超えてどこへでもびゅーんって行けるわけだから幸せですよね。物見台付近で狐君、dai君、Gieさんとはぐれてしまい、取りあえず物見台に上ってみんなを追いかけようとララさんと上がってみたらまだ3人とも下にいました。
関所の物見台の上に皆を追いかけて行ったつもりが皆、下にいました |
お茶屋セットを頼んでみました |
大涌谷では人間は歩いて階段を上っていきますが、「玉子様」はロープウェイで山の下から運ばれてきます。
玉子様専用ロープウェイです |
黒玉子はひとつ食べると寿命が7年延びるそうですが、あまり延びて150歳とかになっても困るのでとりあえずひとつだけにしておきました。
殻を剥こうとヒビを入れて写真を撮り忘れたことに気が付きました。 |
皆のバイクを写してみました |
芦ノ湖の水の中に鳥居が立ってるのが幻想的です |
帰りは箱根新道~西湘バイパスを通って上りの西湘PAで休憩し、ここから流れ解散に。西湘から北上して僕とdai君、Gieさんは小田原厚木道路へ再び乗って東名へ。ララさんは下道で解散でした。Gieさんと僕は週末恒例の東名の渋滞の中をすり抜けてすり抜けてすり抜けまくって帰りました。10Rは動いていれば水温はマシかと思ったけれどすり抜け中はアクセルは微妙に開けていて完全に閉じていることがないので、意外と厳しくて100℃超え。翌日に水温対策を施すことにしてたのであまり心配はなかったけれど。
冷却対策しないとね |
箱根って近いから意外と独りで走りに来てばかりで仲間と走りに来ることは少なくて、久しぶりに楽しく走れたな~って思ったのでした。みんな、ありがとう。
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