※本作業は間違えるとナビの基盤側のヒューズが飛び本体側を壊してしまうことになりかねません。真似しても責任は取れませんので悪しからず。
まず、車のバッテリーのマイナス端子を外した上で作業開始です。本体の表面のカバーを取り外すとHDDと書かれたパネルが姿を表します。裏側はeネジになっているのでネジを外しても受け側は外れませんのでご安心を。
このネジも外してしまいます。この内側にももう1枚パネルがあるのでそれも外します。
まず、マスターのHDDを取り出すところまで作業を進めました。マスターHDDは東芝製のMK1016GAPという型式。HDD専用のトレーに取り付けられた上でHDDのスロットに刺さっている構造でした。
中に入っているマスターHDDはこんな感じでトレーに乗っています。

後付けで増設するスレーブのHDDはあんまり容量が大きくてナビ本体が認識しなくてもイヤなので、40GBで同じ東芝製のMK4018GAPという型式を選びました。実績もあるみたいだしね。
HDD用のスロットが2個有り、上はマスターのHDD用、下は増設用のスレーブHDD用のものです。
参考にしたサイトでは、このHDD用のトレーを取り外し、増設用のHDDを載せてスロットに挿し、トレーだけを取り出して、また、純正のマスターHDDを 戻すのに使うようでした。利点はトレーを使うことで増設用のHDDがズレて挿入されることがないこと。しかし、純正のHDDにネジ止めされているトレーが 外れません。精密ドライバーで力を込めて回してみるけど、てんでダメ。ネジをなめてしまう寸前です。
サイズの合う、大きな力の入りやすいドライバーを買って来てもダメでした。スロットの位置関係を見て考えました。上側のスロットに純正のマスターHDDを挿入した上で増設HDDを下側のスロットに挿せばOKなのですが、要はズレて挿さなければいいだけです。危険ですが(ナビ本体が壊れるかもしれないし)、上側のHDDとズレもなく下側にHDDを挿せればいいだけな気がしてきました。ということで上側のマスターHDDとズレないようにスレーブのHDDをスロットに挿します。ズレて挿せば明らかに1mmはズレるので何回か挿し直して、きちんと刺さっているかを確認しました。
いよいよ、バッテリーのマイナス端子を戻し、イグニッションをACCまで回してみます。失敗すれば、車のキーを回した時に、ナビ本体からファンの回る音が5秒くらい空しく鳴るだけらしいですが、実際は「フォーマットしますか?」という表示がナビの画面に出ました!成功です。ハードディスクをフォーマットし終わると、音楽ファイルの整理が始まります。これは5分程度で終わり、ナビのメニューから内臓ハードディスクの容量を確認すると下の写真の様な表示が出ます。今回の作業で残りの容量は97%になりました。大体、全部でCD600枚くらいの容量が入るようです。
40GBのサイズだと約600枚のCDが録音出来るらしい。
間違えるとナビを壊してしまうだけのカスタマイズだけど、うまく行って本当に良かったです。夏休みにはちょっと遠出する予定なので、それまでに色々とCDを録音してドライブを楽しみたいと思います。
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