どうしても純正のゴムホースとバンジョーボルトが許せないのでステンメッシュホースを入れました。2011年以降のZX-10R ABS用はSwage Line Proから出ている製品しか適合がないので、その製品のホースの被覆はスモークカラー、バンジョー材質はステンレスの製品です。フルードまで付いてきて、結構、充実したキット内容だと思いました。
横から見るとこんな感じ。車体左側、タンク下のスプロケットカバーのちょうど上あたりにABSのハイドロリックユニットがあって、マスターシリンダーからのブレーキオイルのラインは一旦そこに引き込まれて下の写真のフレーム脇の金属管を通って、今回交換したステンメッシュホースのブレーキラインに接続されます。
タッチは元々、ABS車両は固い感じだったのだけれど、街乗りではそこまで変化を感じないレベル。後日、サーキット走行をした感じではかなり固めになっていて、今までブレーキレバーのダイヤルを1段階遠くしていたけれど、メッシュホース化に伴って、それは必要なくなった気がします。
後日やったブレーキキャリパー清掃の内容も一緒に記します。キャリパーを外してお湯と中性洗剤でひたすら洗って揉み出し。こういうのは時間がかかるので、自宅で手間をかけてのんびり作業。とは言え、ピストン回しの工具は握っていて手が痛くなるので、ラバーを巻くとか対策した方がいいのかもしれない。
キャリパーピストンを全周、ブラシを使って綺麗にして、メタルラバーを塗り込んで均等に出るようになるまで綺麗にします。とは言っても、この10RのTOKICOのキャリパーはほぼ均等にピストンが出てくるのでそこまで苦労はしないかも。TOKICOのイメージを良い意味で裏切られたキャリパーです。
今回から東日のトルクレンチを入手したので、活用してます。バイク屋さんで借りなくても自宅で作業できるようになりました。