2013年8月31日土曜日

箱根ツーリング

前日に今日のツーリングに参加するバイク仲間と「小田原厚木道路の小田原PAに朝7時半に集合!」と連絡してたんですが、僕自身が20分遅刻しました…orz 6時半には家を出たし、用賀から東名に乗ってそこから小田厚に乗れば1時間もあれば着くよね、って楽天的に捉えていたんだけどうちから用賀までの環八が朝から出かける人々の車で大渋滞。水温もみるみる上がるのであまり渋滞にはお付き合いしたくないし、10Rのミラーを畳んで信号待ちではなるべくすり抜けします。ちなみに、カワサキらしいと思うんだけどミラーを完全に畳むとハンドルと当たって切れなくなります。他メーカーではあり得ない設計だと思うけれど、もしかしたらミラーを畳んだ状態で運転をしないように!という川崎重工の設計者の心遣い?ハハハ…まさかね'`,、('∀`) '`,、

結局、着いた時点で今日の参加者であるGieさん(DL1000 V-strom)、dai君(WR250R)、ララさん(VTR250)、狐.com君(隼 GSX-1300R)の4人は既に到着していました。またしても遅れてごめんなさい…orz

全員揃ったところで小田原PAを出て箱根方面へ。ガソリンを給油するのに早川ICで一度、下道に下ります。ララさんは箱根を走るのは初めてということなので、道路はぷち贅沢してTOYOタイヤ ターンパイクで上がることに。先導はGieさんが務めてくれます。道も広いし、桜の咲く季節や紫陽花の季節は沿道を見てるだけでも結構楽しめるんだけど、今回は夏の終わりということもあり緑のみ。また、時期がいい時にみんなで走りたいですね。

ターンパイクを登りきって大観山のドライブインの駐車場に入るとそこは霧に包まれていました…。箱根に来て、霧が出ているのと天気がよくて遠くまで見えるのは僕の中では五分五分くらいの確率で今日は前者の悪い方へ当たってしまいました…。でも、霧のおかげで冷んやりしていて気持ちが良かったのでこれはこれでよかったかもしれない。大観山のドライブインで少し休憩をした後に、芦ノ湖スカイラインを目指して、料金所方面へ走るのですが、同じく山の上なので非常に霧が濃かったです。結局、霧の中を怖い思いをして走っても面白くないだろう、と料金所の手前でみんなで相談してもう少し高度の低い箱根の関所に行き先を変更。史料館みたいになってるらしいんですが、よく考えたら今まで一度も入ったことがなかったのでした。

門も割と新しい感じがします
箱根関
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%B1%E6%A0%B9%E9%96%A2

Wikipediaによると2007年3月にかつての姿に復元されたようですね。どうりで新しい感じがしたわけだ。「箱根の山は天下の嶮♪」と童謡の箱根八里でも歌われていますが、足柄峠と共に江戸を守るための大事な要害でした。歌の中では中国の函谷関(現在の西安市付近。春秋戦国時代の咸陽を守る秦の重要な関所でここを抜かれると咸陽を滅ぼされる)とも比較されていますね。

この関所から江戸に向かう者や逆に江戸から西へ出て行く者を厳しく取り締まっていた場所だったそうです。興味深かったのは、「出女」と呼ばれる関所から西へ行く女性の旅客を調べるのに「人見女」と呼ばれる女性の役人(たいていはお婆さんで「改め婆」と呼ばれていたそうです。)が髪の中まで何かを隠してないかボディチェックをしていたそうです。通行の証文(パスポートみたいなものですね。)に書かれている髪形や人相などの特徴と一致すれば通ってよい許可が出ますが、合わない場合はここで足止めです。何故、ここまで厳しく調べるかと言えば、昔は大名の奥方が江戸に人質として取られていたことが多く、そうした女性が箱根の関を超えて国元に帰ってしまうと大名が謀反を起こすのに障壁が減る為だったからだと言われています。

当時の関所に詰めているお役人も再現されてました
入り鉄砲と出女
http://www.hakonesekisyo.jp/db/data_inc/inc_frame/fr_data_01_01_02.html

鉄砲の江戸への持ち込みと江戸から出て行く女性の旅を厳しく制限したことからこう呼ばれていました。そう考えると今の時代は、僕達バイク乗りは自由に県境を超えてどこへでもびゅーんって行けるわけだから幸せですよね。物見台付近で狐君、dai君、Gieさんとはぐれてしまい、取りあえず物見台に上ってみんなを追いかけようとララさんと上がってみたらまだ3人とも下にいました。

関所の物見台の上に皆を追いかけて行ったつもりが皆、下にいました
関所内を歩き回って見学した後は、峠の茶屋でお茶とお団子のセットでおやつ休憩。お団子とわらび餅が優しい味で美味しかった。

お茶屋セットを頼んでみました
関所の後は、黒玉子を食べる為に大涌谷を目指します。しかし、大涌谷まであと1kmほどのところから工事の為に片側通行で信号待ちの為に恐ろしいほどびっちり渋滞。僕達5人とも渋滞にお付き合いする羽目に。大型バイクだと水温がみるみる上がって、狐君のハヤブサはオーバーヒートの警告灯のHIの赤いランプがチカチカしていたそう。僕の10Rも水温は113℃とかその辺まで行っていました。バイクのマニュアルを読むと115℃で警告灯が点いて120℃くらいになると10RもHIでオーバーヒートしてしまうみたい。95℃超えるとECUが点火時期を遅らせてパワーも絞るようです。ともあれ、みんなへとへとになって大涌谷の駐車場へ着きました。

大涌谷では人間は歩いて階段を上っていきますが、「玉子様」はロープウェイで山の下から運ばれてきます。

玉子様専用ロープウェイです
玉子はこういう温泉のお湯につけて茹でている間に殻とお湯の硫黄が反応して殻が黒くなるそうです。中身はピータンみたいな真っ黒い風にはなってなくて普通の白いゆで卵です。


黒玉子はひとつ食べると寿命が7年延びるそうですが、あまり延びて150歳とかになっても困るのでとりあえずひとつだけにしておきました。

殻を剥こうとヒビを入れて写真を撮り忘れたことに気が付きました。
食べ終わった後は、狐君はここで用事があるとのことで離脱して帰路へ。大涌谷からの帰りは行きと違って道は割と空いていて、僕たち残りの4名はまた箱根峠付近の箱根神社の近くの芦ノ湖湖畔の飲食店が並んでるエリアを目指して走ります。

皆のバイクを写してみました
神社近くのお蕎麦屋さんで、わかさぎの天ぷらが乗った温かいお蕎麦を頂きました。写真を撮るのをうっかり忘れていたので、ここからは画像なしです。ごめんなさい。

芦ノ湖の水の中に鳥居が立ってるのが幻想的です

帰りは箱根新道~西湘バイパスを通って上りの西湘PAで休憩し、ここから流れ解散に。西湘から北上して僕とdai君、Gieさんは小田原厚木道路へ再び乗って東名へ。ララさんは下道で解散でした。Gieさんと僕は週末恒例の東名の渋滞の中をすり抜けてすり抜けてすり抜けまくって帰りました。10Rは動いていれば水温はマシかと思ったけれどすり抜け中はアクセルは微妙に開けていて完全に閉じていることがないので、意外と厳しくて100℃超え。翌日に水温対策を施すことにしてたのであまり心配はなかったけれど。

冷却対策しないとね

箱根って近いから意外と独りで走りに来てばかりで仲間と走りに来ることは少なくて、久しぶりに楽しく走れたな~って思ったのでした。みんな、ありがとう。

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2013年8月27日火曜日

巨猫動画~メインクーンのキースとガッティ

以前、飼っていたメインクーンのオス猫のキース(幼くして死んでしまいましたが…。)と今、実家で飼っている同じくメインクーンのオスのガッティの動画を見てたら懐かしい気持ちと微笑ましい気持ちになってきたので、動画作ってみました。テレビの音とか入ってちょっと興ざめだったので、生活雑音を消す為に著作権フリーのBGMつけてみてます。ネコ好きな方はどうぞ見てやって下さい。

こっちがキース(ブルークラシックタビー)

キースを飼うまでは知らなかったんだけど、イエ猫って鳥を見たりおもちゃで遊んでて取れそうだけど取れないみたいに焦らされて興奮するとアゴを細かく震わせて歯?を鳴らすのか「カカカ・・・」って音をたまに立ててました。「クラッキング」とか英語だと「Chattering(チャタリング)」って言うらしい。ネコによって歯がなるだけじゃなくて鳴き声も同時に出て「ニャッニャッニャッ・・」って言う子もいるらしい。そして、どちらかというと子猫や若い猫がすることが多いみたい。確かに今年7歳のガッティはもうやりません。もののけ姫で出てくる森の木霊みたい。あれもカタカタカタって音立てますよね。そっくりだな~って思ったので「また木霊やってる♪」って呼んでました。





一方の実家で飼われてる同じくメインクーンのオス猫のガッティ。体重は去勢してから10kgになりました。太ってるんじゃなくて骨格が大きいのです。柴犬と同じくらいのサイズでしょうか。立ち上がるとキッチンのシンクの高さまで頭が届きます。今年で7歳になりした。人間で言えばもう初老?くらいの年のようです。うちに来た時は1歳半くらいだったかな。人間の年で言えば25歳くらいでちょうど当時の僕と同じくらいだね~って言ってたのに、いつの間にか父と同世代の年齢になりました。若い時に比べて遊ぶ持久力は落ちたけれど、オス猫なのでいつまでも子猫のように天真爛漫で僕たち家族の癒しになっています。

で、こっちがガッティ(ブラウンマッカレルタビー&ホワイト)
立ち上がるとこれくらい大きい!
猫用のベッドもちゃんと用意してるんですが、この動画を撮った時はメロンの入っていた段ボールの方がお気に入りになってしまい、ここに居座ってました。フレンドリーな性格で誰に対しても懐いて可愛がられるけれど、やっぱり母に一番懐いてると思います。そんな母とガッティのおもちゃをめぐる攻防の一部始終をごらんください。段ボールの取っ手の穴のところから前足を出して遊ぶのが可愛いです。




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2013年8月23日金曜日

With Bike 8月度夕餉会

今月の夕餉会はいつものラーメン探索ではなくてさっぱりとお蕎麦を頂くことに。狐.com君がいいお店を探してくれました。場所は首都高7号線(小松川線)の錦糸町ICのすぐ近くの銀杏さんです。

当日はまだまだ夏の天気でいわゆるゲリラ豪雨が降りそうな天気。参加メンバー同士で連絡を取り合い、決行することに。雨に降られたら運がなかったね、と諦める心を持って参加します。今回は、狐.com君、Gieさん、キョンキョンさん、ララさんと僕の5人。会社から電車で帰って集合時間の1時間前に家を出たのにあんなことになるとは・・・。

ルートは確認してたのだけれど、都内だし下道で行っても近いから何とかなるよね、というのがそもそもの読み間違いorz 結局、到着したのは集合時間から1時間以上過ぎて大遅刻でした。待ってくれた皆さん、どうもありがとう&本当にごめんなさい。都内で開催される時で、首都高のICの近くだったらこれからは間違いなく首都高で行きます。渋滞いしていても道は間違えるリスクは低いしね。

当日の僕の行動計画はこうでした。目黒通りで都心方面へ移動→桜田門から皇居付近を抜けて芝浦方面へ→浅草方面へ北上→隅田川を渡って江東区へ。 江東区へ入ったら猿江恩寵公園という大きな公園があってお店はそのすぐそばで到着、という計画。しかし実際は桜田門まで行くと1号線で横浜方面へ出てしまったり、皇居の東側へ行けなかったりで散々でした。都内の下道を覚えるのはおいおいにして、スパッと首都高で行くのがスマートだと思いました。つくづくそう思いましたです、ハイ。

お店は半地下のようになっていて、隠れ家的な佇まい。お蕎麦も伝統的なオーソドックスなメニューというよりは創作系の新しい要素が多めな感じかな。でも、こういうお店は好き。メインで二色蕎麦と、一品料理で茄子の揚げびたしも頼んだけれどどちらも優しい味で非常に美味しかったです。また、いつか来てみよう。

二色蕎麦。普通のお蕎麦と紫蘇を練り込んだお蕎麦です。

お蕎麦を食べた後に店の外に出るとゲリラ豪雨が空気を読まずにザーザー降り。いつものお約束の公園のエバグリで珈琲を飲みながらマッタリは出来ないので、近くのファミレスへ移動しました。ララさんはこの日は都内で用事で車で来ていたので、お蕎麦屋さんを出たところでお別れ。 僕はこの前の週に地元に帰省していたので、皆さんにお土産を渡します。九州の銘菓のひよこで限定味の「八女茶」バージョンと狐君の好きな長浜ラーメンのセット。プラス懐かしい味のボンタン飴。子供の頃は母方の祖父母の家に遊びに行くと必ずあってよく頂きました。オブラートでくるんでるのが不思議だけど、昔と変わらない懐かしい味です。

5箱セットでした。大人買いってやつです。

帰りはGie氏は首都高経由で、狐君とキョンキョンさんと僕は下道で、帰りました。雨が降っていたから水温はかなりマシなハズなんだけど、ファンが回りっぱなし。都内の下道を走るにはZX-10Rは向いてない気がします。よく鮫やマグロは泳いでないと死んでしまう(鮫は溺れる、マグロは泳いでないとエラから酸素が摂りこめなくて窒息する)、って言いますけど、このバイクはずっと走っていないと死んでしまう(≒オーバーヒート)するので鮫やマグロのようなバイクだな、って思いながら帰宅したのでした。

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