無理やり図で示すとこんな状況。
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国道22号 ←バイク(僕)
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¦ ↑ ¦
¦ 車 ¦
目の前で出てきた時点で距離は20mくらいに感じました。(時速70km/hで走っていたので、約1秒で通過する速さです。) 右手でフロントブレーキ!ククッ!!でも、止まらない。止まる訳がない。右車線は空いてる。ここだ!とばかりに右に思い切りバンクして曲がる。かわせる!?逃げれる!?ダメだッ!間に合わん!!
と言うことで、バイクをこかしてしまうことに。
普段、マウンテンバイクで山を走っている時の要領でやるとすんなりバイクはフロントからスリップダウンして転倒。
ジャーッとアスファルトと金属のこすれる音がして、チタンのマフラーとステップバーが削れて火花を飛ばしながら、車に突っ込んでいきます。
僕も滑りながら見ていたけど、革ジャンを着ていたおかげで救われた。
たまたま、すぐ側のコンビニの駐車場に いたライダーの方達が後続車を停めてくれて、バイクを引き起こし 路肩に運んでくれたので、二次災害は免れました。本当に ありがとう。後ろの車に轢かれなくてよかった。
グローブはオフ用の布製のTroy Lee Designのものをしていたけど、アスファルト相手には何にもならず。グローブは全く破れたりしていないけど、僕の手の甲は血まみれ。ジーンズや靴下の中も擦り傷だらけ。服と皮膚の摩擦で擦り傷になったんやろうね。血をたらしてゴメンね、そばのコンビニの店員さん。
相手の方は、車が来ていないと思い、道路に進入、そしてすぐ 中央車線に変更したとのことで、バイクがまさかいたとは・・・ という感じでした。気づいたのは転倒した音を聞いた時点で、 とのこと。 相手の車は、右後輪のホイールカバーが割れて、ボディーの 下の方が少し凹んでました。見るまでは右後ろのドアとか ぐちゃぐちゃかな、と思いましたが、比較的軽傷で済んだのは 不幸中の幸いでした。
その後は警察が来て事情聴取したり、相手の保険屋さん(ドライバーの友人らしい)が 来たりで、バタバタしていましたが、相手の保険屋さんが余計な一言。 保「大きいバイクですね。何ccですか?」 僕「1100ccですけど。」 保「いいバイク乗っていますねぇ!」 ・・・血が沸騰するとはこういうことか、と言うくらいムカっとしました。 もうね、アホかと。バカかと。このタイミングでそういうこと言うか?と我が耳を疑いました。 あなたのお友達のせいで、そのいいバイクは目茶苦茶なんだよ!と。 しかし、そこは大人なのでぐっとこらえようと。
この日は、自動車学校で一緒に免許を取った友達にお願いして、病院に連れて行ってもらいました。ありがとう!
翌日、引き上げてもらった事故現場最寄のバイク屋さんへ。



サイレンサーも穴が開きました。
引き上げてくれたバイク屋さんは「廃車だろうね~」って言ってました。
ちくしょう、あと1cm、タイヤの端っこがグリップさせられていれば逃げられたかもしれない。
自分の未熟さ、ふがいなさを感じました。悔しい。
その後、日進市のバイク屋さん、プレジャーに引き上げてもらって、事故後の修理をお願いしました。
損害状況は・・・
バイクの損傷はアッパーカウル、右アンダーカウル破損。 前輪右のブレーキディスク歪み、アウターチューブ削れ。 右ステップ破損。ブレーキホース割れ。サイレンサーも 穴が開くという始末で修理代は軽く全損価格を 超えてしまいました(84万!)
~その後~(約1ヵ月後)
相手の方の保険が治すならちゃんと その額が出るというものだったので、何とか修理できました。 あとはサイレンサーさえ届けばバイクは復活です。 当時も安全運転でしたが、自分から事故を起こさなくても 巻き込まれる時は巻き込まれるのでより注意して安全運転 します。
あとで考えると1秒足らずの出来事だったと思うのですが、 骨折もなく、かすり傷程度で済んだし、バイクももうすぐ 治りそうだし、とのことで、ベストとは行かないまでも ベターな判断が出来たと無理矢理、思うことにします。 (ベストなら事故って無いですからね。)