2016年10月23日日曜日

ZX-10R ECU書換の効果を確認しにパワーチェック

ECU書換をしてもらったので書換の効果を確認しにドクターSUDAさんでパワーチェックをしてもらいました。以前にZX-9Rで計測してもったのでまたお願いすることに。




修正値170.5ps

実測値175.4ps

書換前136.97ps
 170.5馬力(修正値)。実測値だと175.4ps出てました。シャシダイの誤差はパワーが上がるほど増えていくそうだけどだいたい12~15psくらいらしい。ラムエアまでは再現できないので、ラムエアがフルに効けば5%程度のパワーアップが見込めるので、実走だと後軸で180馬力は6速全開だと出そうです。2000~4000rpmで空燃比が10近くまで濃くなっているのは吸気側と排気側のバルブのオーバーラップがあるので燃えないまま吹き抜けているからだと思われます。(高回転型エンジンの宿命)


136.97ps→170.5psなので(シャシダイも異なるので比較には補正値を採用)、だいたい35馬力ほどアップしました。まだ空燃比が濃いところ、谷があったりするのはAuto Tuneを使ってシャシダイで走らせながら再度ECU書換をしてもらえればかなり改善しそう。


僕のZX-10R(青線)と新型YZF-R1(赤線)と新型ZX-10R(緑線)を同じグラフに重ねてもらうとこんな感じになった。赤線のプレスト輸入のR1とはピーク値は同じくらいだけれども、R1はこれでもスロットル規制を入れているそうなので、本来はもっと出るそうです。新型ZX-10Rはフルパワー仕様のオーストラリア仕様で8500rpmくらいから完全に緑線の方が上で185.3ps出てる。でも途中まではR1の方が上かも。緑線の新型10Rは8000rpmまで薄く見えるけれどこれは、O2センサーのフィードバックが効いてるクローズドループエリアだからだと思う。

他のモードもどうなってるか知りたいのはあったのだけれど、まずは一番パワーが出ているモードだけ計ってもらいました。エアクリーナーを純正から断面積のより大きなBMCレーシングのものに変えるつもりなので、その後、空燃比計(AutoTune)を使ってシャシダイで走行と空燃比を見ながらの修正書換をお願いしようかなと思ってます。

あとは富士の本コースで実走あるのみ!

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