2016年8月7日日曜日

トミンフリー走行 暑かった

前回の梨塾から時間を空けずにまたトミンで走ることにした。前の週に自宅で鈴鹿8耐も見ていて気分が盛り上がってしまったのもある。




今回からフリー走行。ライセンスも3年ぶりに更新。 ライセンス講習として梨本さん解説のDVDを見る。

午前

午前中の走行台数は10台。さー行くよー!とばかりにコースイン。だけど、何だかしっくり来ない。


パワーにびびって乗れないという感じなので2速固定にしてみたり、1速でもパワーモードをLowにしてみたりして、少しでもアクセルを開ける練習をしていたら段々と体が慣れてきた。パワーもFullモードに戻す。

コーナーのライン取りはアウトインアウトでスムーズに走れれば今はそれで良しとする。と言うのもスピードレンジが違うのに速い人と同じラインを通ってもそれはあまり意味のないことだからだ。インに早く付きすぎないようにも注意。

1コーナー、2コーナーの飛び込むスピードはブレーキをかけ始めるポイントは変えず、ブレーキの握る量を少な目に調整して、自分の中でなるべく高めを維持するよう心掛ける。 あんまりブレーキを掛け過ぎないということは大事なのかもしれない。しっくり来なかった感じも無くなり、1コーナー、2コーナー、最終で膝を擦り始めた。以前、よく走っていた時のことを少しだけ思い出してきた気がする。

可能なら、外側の足首で車体をホールドしつつ、外側(右コーナーなら左手)の手を伸ばすようなイメージで頭と上半身を今までよりも中に入れることも意識してみる。


だんだんと走り慣れてきたので、ピットインしたタイミングでフロントのコンプレッションを+1/4回転ずつ締めて合計で最弱から+1/2回転締めとした。BPFフォークはスズキ、ホンダ、カワサキが採用しているが各社で内部の構造が少しずつ変わっていて10RのBPFは僕の腕では少々、コンプレッションが強すぎる(その割にはリバウンド側はちょっと弱い気もするのだけれど)。故にコンプ全抜きだったのだけれど、ペースが上がってくるにつれて、コンプを少しずつ足すといい、とりらっくまさんに以前に言われたのを守って実践。このセットだと自分の中ではかなり思い切ってコーナーに飛び込めばバイクが応えてくれる、そうでなければ、辻褄が合わなくなってギクシャクする感じはする。

午前のベストラップは34秒25が出て、前回の梨塾での予選タイム35秒234より1秒近く短縮。人間のエンジンがかかり始めたのが11時頃だったのでもう少し走りたいと思い午後も走ることにした。(ピットで隣合った人には午前も午後も走ったら死にますよ、と言われたが。笑)

午後

13時から走行開始。午後は午前にいた人は自分以外はみんな帰って、4台だけになった。気温が明らかに午前よりも上がっている。


10分くらいしか体力が持たないので最初から飛ばしていくことを意識する。1周をうまくまとめるには1コーナーの飛び込みを頑張って失速し過ぎないようにする。寝かし込む時に、ステップから抜重しないように気を付ける。イメージなんだけど後輪にもかかっている荷重が抜けてしまうのが嫌なので。

でも、午前中から走っているので、やはり暑さのピークの14時台になると人間が熱ダレしてきた。14時10分から14時20分の間で走行するも暑くて体に力が入らない感じ。 気温と日差しが落ち着く15時まで少し休憩。15時になってから、自分の中で「見とけよ!見とけよー!(タイム更新したるでー!)」という感じでコースイン。インに早く付きすぎないように、多少ラインが甘くなっても構わないのでイン側を開けてバイクの向き換えをするスペースを残すイメージで走る。ここで、午前中のタイムを更新して34秒21が出た。

左が先月の梨塾のK-RUN後のフリー走行で出したその日のベスト。右がこの日出したベスト。34秒切るのが次のステップだな。


午後の走行では暑いのと4台しかいないので、1台ずつ走ることが多かったが、現行ZX-6R(636)の人と同じ時間に走ってみるとだいたい同じくらいか向こうの方がすこーし速いペースで周回しているみたいでギャップが少しずつ縮んでくる。だけど、良い練習になった。あとで訊いてみたら、16時前の最後の走行でやっと膝が擦れましたよ!と喜んでらした。本来なら僕のタイムでは膝は擦らなくてもいい速度なんだろうなぁ。膝を擦る意味とは・・・、とか帰りに考えてしまった。(バンク角確認とかそういう意味はあると思うけど。)


走行後

前から気になっていたけど、アクセルグリップのゴムがぐにぐにする。。。


タイヤはトミンを走る限りはまだ大丈夫そう。ブレーキパッドはフロント側を覗き込んだら両方のキャリパーとも内側のピストンがずいぶん出ていて、内側のパッドがもう残量が無くなりそう。次はEndlessにするか。メタリカもいいな。。。


人間のエンジンのかかりが早くなれば、夏場はトミンは午前半日だけ走って帰るのが正解かもしれない。1日走ると帰りも自走なので、疲労がMAXでヤバイ。

次も1ヶ月以内には来たいが、エンジンオイル交換と出来ればブレーキパッドも交換してからだから少し間が空くかも。8月中にもう一度走れれば良いのだけれど。

走行メモ

天候:晴れ、湿度は少な目
路面温度:59℃~60℃
タイヤ:F 1.8kg/cm2(冷間)→2.0kg/cm2(温間)
      R 1.8kg/cm2(冷間)→2.0kg/cm2(温間)
サスセット
Fイニシャル: 最弱から2 3/4回転締め(標準は6回転締め)
F-Rebound:最強から3 3/4回転戻し(標準値)
F-Compression:最弱→1/2回転締め
R-イニシャル:標準から2回転締め
R-Compression(Hi):最強から3回転戻し(標準1 3/4回転戻し)
R-Compression(Low):最強から2回転戻し(標準1 3/4回転戻し)

パワーモード:Full→Low→Full
トラコン:Mode1(介入最弱)

※1フロントブレーキパッド内側 残量少な目
※2エンジンオイル交換時期

10 件のコメント:

  1. 初めまして。
    同じバイクでトミンを走っている者です(乗り換えたばかりですが)。
    タイムに比してバンク角が深いと、もしかしたら少し危ない傾向にあるかもしれません。
    ぜひ安全に頑張りましょう。
    トミンを走られる方ならご存知かもしれませんが、もしSRTTにご興味ありましたら、次回のトミン走行会9/17でお待ちしています。
    http://srtt.co.jp/

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  2. esさん

    コメントありがとうございます。ブログ拝見しました。ドレンボルトのワイヤリング等、オイルを撒かない措置もきちんとされてて素晴らしいです。

    SRTTは名前は聞いたことあります。以前はよく梨本塾には参加していたんですが、ZX-9RからZX-10Rに乗り換えてからはうまく噛み合わない感じですね。
    お互いに転倒など無いように頑張りましょうね。

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  3. 34,5秒だったら僕でもアドバイス出来ますねえ(笑)。
    まず、全開、でなくてもアクセル開度がまだまだ足りないと思いますね・・バンクしたらあとはいかに早くスロットルを開けるか、が大事なのでさっさとバイクを懐でフリーにしてさっさとバイクを起こして開けましょう・・休憩中とかに全開にするイメトレとかも効果的です。

     あと、トミンはまず1コーナー以外は全部ヒザ擦ることを目標にするといいかも・・上手い人は1コーナーでもぜんぜん擦りますが・・でないとバンク角が足りません。

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    1. 仰る通り、アクセルの開けっぷりが足りないと思います。イメトレやってみます。。。ヒザは今は左コーナー以外は擦ってますが、倒し込みが遅いのが自分では気になるところですね。

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  4. 追伸、30秒ぐらいまではタイヤの空気圧はむしろノーマルのほうがいいかもしれません・・1.8kgは低すぎると思うけどな~。

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    1. スパコルでノーマル(前2.5、後2.9)だと熱入ると跳ねないですか?1.8はあくまで冷えている時で温まったら2.0になるように調整してますよ。

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  5. 熱入ると跳ねる・・っていうのは聞いたことないですね~・・むしろ熱入ると食いつくのがタイヤなので、サスでは?
     BPFは個人的には寒暖の差が激しいサスですね・・クマタコさんもそう書いていたような?
     そもそも10Rは大きなサーキット以外は異様なまでにフロントを下げてリアを上げないと曲がりませんよね・・それはクマタコさんもおっしゃってるし、僕も同感です・・各々体重とかで違うのでなんとも言えませんが。。
     10R、600ccとかより俄然曲がりませんが・・公道とサーキットを両立できる、っていうのはなかなか価値アリですよね。
     僕なんかはR6のときはいちいち大幅にサーキットと公道でセッティングを変えてましたが、10Rは公道セッティングのまんまR6の自己ベストに肉薄します。

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  6.  タイヤは標準値から0.2ずつ下げていって探ってみるのもいいかもですね・・僕は標準値ですが、道中わずかに下がるので、F2,4R2,8とかだと思います。

     パワーモードですが、個人的にはビビリなのでモード2のほうが安心して開けられます(笑)・・最近サーキットだとモード2がマイブームです(笑)・・もっと速い人に乗ってもらったらモード2でもノープロブレムだったし(笑)。追加書きスミマセン

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  7. あ~、沢山書いて申し訳ない・・
    今、調べたらたしかにピレリのスパコルの推奨値はそれぐらいですね・・ただ10Rの場合、ただでさえリア下がりなのでリアがそれだと旋回性がスゲエ下がるような・・スミマセン・・長々・・ここって書き込みに訂正が利かないんですよね。

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    1. コメント色々とありがとうございます。Bloggerはコメントの修正は出来ないかもしれません 。。。

      タイヤは熱入ると内圧が上がるので、F2.5、R2.9の標準値だとおそらく走行中はR3.0kg/cm2超えると思います。一応、前のバイクでミシュランのPilot Sports使ったことはあって、こちらは公道用タイヤでおそらく2.0だと低過ぎるかもしれません。低すぎればフロントが切れ込むし、高すぎればタイヤが潰れる感触が分からなかったり跳ねたりする感触がします。

      僕の車歴はZZ-R1100,ZX-9R,ZX-10Rなので今のバイクが一番軽くて曲がるバイクですが限界も高いので試行錯誤と言う感じです。ZX-9R時代に31秒3というベストを出しているのですが良い意味でZX-9Rは限界が低くてフレンドリーだったので出せたのかもしれません。

      今よりもバンクは自由自在で足の間でバイクを遊ばせる感覚と全コーナー膝擦っていた記憶です。

      車体の姿勢に関してはアドバイス参考にトライ&エラーしてやってみます。

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