2016年7月2日土曜日

箱根ツーリング

会社の帰りにたまに立ち寄るバーのマスターが昔、オフ車でエンデューロのレースをやっていたので、よくバーでバイクの話をマスターとする。その時に言われたのが「Kensakuさんはもっと1人で走ってみた方がいいですよ。」その言葉を意識していたかどうかはもう忘れてしまったけれど、7月に入って週末の天気が良さそうなのを確認してツーリングとして箱根に向かったのだった。 経路は第三京浜~横浜新道~国道1号~新湘南バイパス~国道134号~西湘バイパスで箱根へ。うちからだと東名~小田原厚木道路でも行けるんだけど、この経路は何だか飽きてしまって。横浜に住んでいた頃のように西湘バイパスを走りたかったのもある。路面の継ぎ目をだだん、だだん、とサスペンションで受け止めながら走るのが心地よい。西湘PA(下り)に入って箱根での経路をどうするかひとしきり考えてみた。先ほどの国道1号の渋滞を抜けてきた時に気温も高いのもあって汗をかいてべたべたする。今まではやったことがないけど、温泉地箱根だから、どこか適当な日帰り温泉を見つけてさっぱりするのも一興かと思った。


選んだのは宮ノ下にある底倉温泉 函嶺。西湘バイパスを抜けて箱根新道方面に国道1号へ行き、箱根新道へは入らずそのまま箱根湯本を抜け、七曲りを抜けて宮ノ下へ行く。最初は看板が目立たず行き過ぎてしまったけれど、大正時代に作られたという函嶺医院という洋風な建物がその温泉だった。建物に着き、施設の女性の方に声をかけるともうあと20分ほど待ってね、という返事。お湯の準備とかあるのかな?と思っていたが、先客の女性2人組が入っていたからだった。そう、ここの温泉は貸切露天風呂なのである。しかも1人700円で1時間まで利用できる。向かいには大手の日帰り温泉もあるけれど、半値以下だ。


あまり長風呂はしない僕だけど、いいお湯だったので、なるべくゆっくりしてみた。ツーリング前にさっぱり出来たのは嬉しい。

もう正午なので、ここで昼食。同じく宮ノ下の鮨みやふじで元祖アジ丼を頼むことにする。 何となくいつも伊豆ツーリングで行くアジのたたき丼で有名なお店でアジがいつも食べられないこともあって、アジへの執着は深い(笑)。

元祖アジ丼

当店の営業時間は女将が疲れるまでとなっています。
お店はこじんまりとした広さで20人も入れないと思うけれど時々、テレビの取材も来ているようだ。アジ丼はとてもボリュームがあって美味しかった。ちなみに板前さんはお店のお父さんであろう男性でした。同じルートを2年前にたどった人のブログを後で発見したので紹介しておく。

お腹が膨れたら宮ノ下から北上して仙石原を経由して芦ノ湖スカイラインへ。とここで、途中から霧がかかりはじめ、道中が怪しくなる。芦ノ湖スカイラインに着く前にすっかり辺りは霧につつまれていた。

仕方ないので、芦ノ湖スカイラインを通る時にいつも入ろうと思って入れなかったレストハウスフジビューへ。 今日は何も見えなかったけど霧が無ければ本当に見晴らしがいいんだよ。お店の人に聞いたところによると、この時期は平地が暑く、山の上が涼しい為、気温差があるために霧が発生するのだそうだ。海の変温層を勝手にイメージした。

ケーキセットを頼んでひとしきりこの先のルートを考える。

マロンケーキとコーヒーのセット

外は真っ白で何も見えない

バイザーにも水滴が付いてます。

元箱根の箱根神社に行こう。芦ノ湖スカイラインを箱根峠まで走り切って芦ノ湖の南端を回るように走り箱根神社へ。縁結びで有名な九頭龍神社は社殿の建て替えで一時的に立ち入り出来なくなっていた。箱根神社でお参りすることで代理とさせてもらう。

帰りはまた箱根峠へ戻って大観山からMAZDAターンパイク経由で帰ることに。MAZDAスカイラウンジでコーヒーを飲みながら一休みするけれど、ミルクのような濃い霧で展望台からは何も見えなかった。

6月とか7月に来るといつもこんな感じ
 ツーリング自体は200kmほどの走行で結構思いつきで気ままに走った感じ。帰りにターンパイクを走った時には霧もかなり晴れていた。下りなのでブレーキング時にいかに腕に負担をかけずに下半身でバイクをホールドするかという練習もしてみた。本当に使いこなせるようになれば武器になりそう。(もちろんサーキットで、だけど。)

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