2016年5月20日金曜日

マウンテンバイクをメンテナンスに出して返ってきた

学生時代に買ったマウンテンバイク(MTB)を修理に出してきた。気が付いたら3年くらい乗ってなかったけど、また乗りたいなと思ってメンテナンスに出そうと。関東に来てからずっと継続して面倒をみてもらっているお店がなかったので、ネットで色々調べて横浜の青葉台にある自転車屋さんの「轍屋」さんが良さそうと思い、持ち込んでみた。


あまり汚れているのに修理をお願いするのもどうかと思ってひと通り中性洗剤でザブザブっと洗っておいた。細かいところの汚れは戻ってきてからでいいだろう。

轍屋さんは横浜の青葉台にあってうちからはかなり距離があるのと、何より後輪がパンクしていて乗って移動できないので、近くの駅から電車で輪行することにした。




青葉台まで電車で行き、お店に着いた。写真のように住宅街の中にある民家をSHOPに改装したようなお店。他店購入の自転車だったけど礼儀正しく接してもらえて予め見積もりも出してもらえたので好感が持てるお店だった。(そして、実際にかかった費用は見積もりより安かった気がする。)


【今回修理もらいたかった箇所】
・チューブレスタイヤのパンク
・チェーン交換
・シフター交換
・ブレーキレバー交換
・フロントサスペンションのオーバーホール

僕のMTBは何年か前にチューブレスホイールを作ったので、チューブレスタイヤ仕様である。空気圧が減ってくるとビードが落ちやすくなって再び上 げるのに苦労してたんだけど、いよいよタイヤのトレッド面がひび割れてそこから空気が漏れたので交換することにした。タイヤもここのお店で買えば良かったんだけど、一時期、海外通販で自転車用品をチマチマと買い集めていて、その中にミシュランのチューブレスタイヤがあったので、持ち込みでつけてもらうことにした。

また、SHIMANOのM770系のDeore XTのVブレーキ用のレバーとシフトレバーも買っていたのでこの機会に換装してもらうことにした。これでDeoreからDeore XTへと2段階のアップグレードである。

僕のMTBは2004年製でコンポは最初は全てDeoreだった。当時から中古パーツだけど人に譲ってもらったパーツ等で少しずつアップグレードしていった為、M760系とM770系が混在はしているけど、Deore XT化がほぼ完了している。唯一できなかったのはフロントディレーラーくらい。9速用のM770系XTのフロントディレーラーが手に入れば換えたいけど、そう不満もないのでこのままで良いかも。自転車乗りにありがちなことで気が付いたら残ってるオリジナルパーツはフレームだけだった、なんてことをよく聞くけど、僕のもフレーム、ステム、ハンドルバー、サドルくらいしかオリジナルパーツは残っていない。サドルがボロっちくなってきたし、次はサドルかな、と思ってる。


作業自体は4月の中旬には終わっていたようで、サスペンション(Rockshox SID Raceの03モデル)のオーバーホール用のシールキットが届かず、ずっと待っていたんだけど一旦引き上げてシールキットが届いたらまた作業をお願いすることにした。

26インチのMTB用の良いパーツも減ってますからねって言われて、もう古いですもんね、って返した時もお店の方は↓のコマのように言ってくれたのも好感を持てた。(このシチュエーションだと買い換えを勧めるお店は多いと思う。)


で、お店から自宅まで約20kmちょいを漕いで帰ったけど、自転車に乗るのが久しぶりでえらく疲れた。お尻が痛い。

細かいところの油汚れとかはメンテに出す前にこちらで落とし切れていなかったので、仕方ないとして、パーツクリーナーを大量に使って自分で掃除することにしてみた。汚れが落ちたところでWAOKO'Sのバリアスコートをかけておいた。



タイヤは前のタイヤはミシュランのWild Rock'r Advanced(チューブレス)の2.25インチを使っていた。これはホイールを作った時に2.00インチがありません、ってお店から言われて、しょうがなしにワンサイズアップしたんだけど、Vブレーキだからエアを抜かないとホイール抜けなくなるし漕ぎは重くなるしで見た目の迫力が出ること以外はいいことは無かった。XCのMTBとしてはやはり1.75から2.00インチくらいまでの間で選んだ方が登りもあるから良さそうだと思う。またタイヤが減ったら今度はIRCのMIBROでも試してみるかな、と思っているけど最近のトレンドに合わせたもっと良いタイヤが出来ているかもしれない。


今回のメンテの目玉ポイントのDeore XTのハンドル周り。シフトインジケータも今までのDeoreのと違って赤が褪色してなくてカッコいいです。そしてフレームのヘッドマークのVoodooのマークもやはりいい感じ。


ここ数年でMTBのコンポやホイールサイズは大きく変わったようで、コンポは3×9速=27段だったのが、3×10速=30段になり、今は2×11速=22段が最新らしい。確かにフロントのアウターリングは使うことは少ないものね。アルミだから減ってしまうというのも思って僕は今はあまり使わない。

またホイールサイズも26インチが主流で29インチが29erと呼ばれてるあたりまでは知っていたけど、今は27.5インチが主流になってるらしい。 サスペンションも1 1/8インチの80㎜トラベルだったのが、もうそれも現在は新品で買える製品がなく100㎜トラベルが最小ストロークらしい。換えたらジオメトリが狂っちゃうからやりたくないなぁ…。

スピードセンサーもケイデンスセンサーも心拍センサーも生きてた
暖かくなって体を動かすにも良い時期にもなってきたし、自転車トレーニングで心肺機能を鍛えたいと思ってる。もう電池切れてるかなと思ってたPolarの サイクルコンピュータも生きていたので、これ以上何か買い足したりする必要はなさそう。壊れていたらと思ってCATEYEのサイクルコンピュータも調べて たけど杞憂だった。

サスペンションのシールキットが届くまではこのまま乗るとして、また体力が付いたらこの時みたいに里山ライドにでかけたいと思う。