2014年11月20日木曜日

富士スピードウェイ走行会

はじめに

何度か参加したことのある富士スピードウェイの走行会に参加してきました。前回は2011年の4月だから3年半ぶりか…。ZX-10Rに乗り換えて大きなサーキットに来るのは実は今回が初めて。6月に交換したスーパーコルサも夏の間は忙しくて今回のサーキット走行が初。でも、天気予報は前日までずっと晴れだったし、きっと楽しい走行会になるだろう、と前日までは思っていたのでした…。

ちなみに前日までは↓のR1000で本コースを走ってる方の動画を見ながらイメージトレーニング。あくまでコーナーのライン取りやどこでブレーキをかけているか、コース上で何か目印になるものはあるか?(RP:Reference Point)を探しながら、頭に叩き込みました。



当日は雨

前日の天気予報を信じて富士に向かう途中、なんとなく空はどんより曇り気味。 富士の天候はこうなるとあまり期待できません。到着して主催者のブリーフィングを聞いているうちにポツポツと雨が…。なんてこった。

奇しくも同じ型の10Rが2台(手前が僕の)
もっとも後ろの方は無理をせず雨ということで走らなかったようです


午前中は別の走行会が行われているようで、4輪の方達の走行の様子や雨の様子などを自分のバイクの準備をしながら観察。ヘアピンではブレーキでロックしたのか白煙が上がったりしています。



無理は出来ないだろうけれど、路面がわずかに濡れているハーフウェットで、バイクが直立してる限りはまだ「ドライ」と同じ感覚で行けるはず。 とは言え、何かあればすぐ足元をすくわれる、それくらいの意識で1本目に臨むことに。雨も降っていることだし、トラクションコントロールは介入最大のMode3で。

1本目

タイヤ空気圧は冷間でF:1.8kg/cm、R:1.8kg/cmに合わせてコースイン。1周目はとにかく様子見。イメージトレーニングの効果もあってかコースはだいたい把握。ただ、思った以上に滑るので、シケインの出口で開けゴケしてる人も3台はいました。こちらの10Rもシケイン手前のブレーキングでリアのABSが作動しっぱなし。トラコンもストレート入る前の立ち上がりでも効きまくりです。とにかく直線は開け開けで行こう、パナソニックの看板過ぎても少し開けて、と頑張ってと250km/h超までは頑張る。もっと最終脱出で速度を乗せていかないと最高速は乗らないのかも。だけど、この10Rの加速には「慣れて」たし、東南アジア仕様で151馬力なので本当は1万回転以降は引っ張らないで早め早めにシフトアップした方が結果としては速いのかも。

転倒者が多いので、途中で赤旗が出ていったんピットインしてきましたが、残り時間は少ないものの再開してまだ走れるみたい。残り2周できるかな、くらいの時間だったけれどとにかく自分の経験値を高めるべく出来ることをやりに走ってきました。気を付けないといけないけれど、これくらいの軽めのウェットだったので、まだ楽しめたかも。

2本目

間に4輪の2クラスを挟んで2本目は1時間後のスタート。 雨はますます酷くなって、路面はフルウェット状態。さすがにもう2本目は諦めて帰る準備をしている方達もいます。今回は自走組の為に主催者様が5番ピットを使わせてくれたので、走っていない間は雨に濡れずに準備をしたり休むことが出来て非常にありがたかったです。

自走組用に5番ピットが開放 僕の10R左端に写ってます(笑)

4輪の方達は水しぶきで前見えるのかな…

見ての通り、ストレートはライトが反射するほど路面が濡れていてフルウェット状態。 1本目ではサスも標準セットで行ったけれど、気温も低いし雨で路面状態も良くないしで、接地感が感じられなかったので、ダンパー類を緩めておきました。少しでも足がよく動くようにして、安心感を得られるように。


2本目コースイン。雨は先ほどよりも強くなってストレートでは雨粒が痛いくらいに襲ってきます。とにかく1コーナーは無理をせず、シケインも無理をせず、後はなるべく前後のタイヤのグリップ感を感じるようにしながら、慎重に。絶対に転べないので。途中でZX-14Rともストレート勝負になりましたが、横並びで加速。向こうはフル加速じゃないのかもしれないけれど、220km/hくらいまでは完全に横並び。雨が降ってるのでパナソニックの看板で早めに戻したけれど、ストレート勝負もなかなか楽しいです。

30分の時間枠でだいたい周回数は8~9周。雨が降っているので、ラップタイムも全然ですが、元気に走るCB600Fホーネットの人に抜かれた時に後ろから見てた走りが印象的でした。2本目はフルウェットだったし、走ってる人も1本目と比べて激減していたけれど、皆さん無理をせず転倒もなかったようで、無事終了。せっかくの走行会も転倒しちゃうと楽しくないですからね。

最後に

富士はやっぱり天候が読めません。ドライで思い切り走りたいのならやっぱりライセンス取るしかないのかも。2本目はともかく1本目は結構楽しく走れたので、満足できる走行会でした。

4 件のコメント:

  1. V2はメーカー推奨が温間での空気圧なので今度は試してみましょう--

    返信削除
    返信
    1. どうも。いつもは温間で2.0kgf/cm2に合わせています。だいたい少し低めに合わせておいて、走行後に少しずつ合わせていくんですが今回は走る時間も限られてるのでこれまでの経験則で冷間で1.8kgf/cm2に合わせておけば2.0~2.2kgf/cm2でおさまるだろう、ということででした。

      削除
  2. こんにちは、同じ10R乗りということでしばらく前から閲覧させていただいてましたが、初コメです。

    10Rのトラコンは本気で走ってる人なんかはOFFにしてるそうなので、サーキットではせいぜい「1」がいいようですよ・・僕もトミンや桶川を走るんですが、「3」だとコーナーごとに作動してしまって、まったくダメです。

    返信削除
    返信
    1. 初めまして。コメントありがとうございます。白い10Rカッコいいですね。

      ドライであれば「1」で行きたかったのですが、この日はウェットだったので安全策をとって「3」にしました。トミンも走られてるんですね。もしご一緒できる機会があればよろしくお願いします。

      削除