2014年12月14日日曜日

ZX-10R ABS バックステップとブレーキホース届きました

先月、注文していたZX-10R ABS用のBEETのバックステップ:Hyper BankとオプションのSwageline製のブレーキホースが届いたとの連絡がバイク屋さんからあったので、見に行ってきました。年末なので、作業が混みあっていて取り付け自体は年明けにお願いすることになりそう。

標準品はアルミのシルバーなのですが、オプションでアルマイトしてもらうことが出来るので、フレームに合わせて黒にしてもらいました。ゴールドとか赤とかグリーンとかも出来るみたいですが、派手なのが苦手なので…。


とりあえず封は切らずに撮影だけ。右側のブレーキ側になります。ブレーキマスターが後ろに移動することになるので、ABSユニットとマスターの間のホースの長さが足りなくなる為、長さを変えたSwage Line製のステンメッシュホースが付いてきます。

リアブレーキマスター~ABSユニット間の専用ホースです
また、オプションで今度はABSユニットとリアブレーキキャリパーの間のステンメッシュホースも頼みました。

こちらはABSユニットからリアキャリパーの間のホース(BEET専用品)
ナット部がバイク用ではありふれた12㎜ではなく13㎜となっているようです。お次はフロントのブレーキホース。こちらは事前にBEETに付属で付いてくる専用ブレーキホースの色とバンジョーボルトの材質を、スモークカラーでステンレスバンジョーだと確認していたので、同じ仕様で合わせました。

フロントブレーキホース(トライピース、スモークカラー、ステンレスバンジョー)
実際にこちらの製品をZX-10RのABS付車両に取り付けた方々のブログなどで作業手順をざっと調べてみましたが、バックステップのブレーキラインの変更にはスイングアームを取り外す必要がありそう。今のバイク屋さんにはリフトがないので、先にステップを付けてそこに馬をかけて後輪を浮かせて、スイングアームを取り外すのがよさそうです。

元々、バックステップ自体は乗っていて、もう少しステップが後ろにあるとコーナーの立ち上がりで踏ん張りが効いてよさそう、と思っていたので是非入れたいと考えていたのですが、ABS付車両なので結構迷っていました。ZX-10Rを購入する時にABS無しのモデル(ただし受注生産)も選べたので、そっちにしても良かったかな、と今では少し思うこともあります。カワサキのABS自体はABS無しのモデルと比べて車重が3㎏しか変わらないので非常に軽いとは思いますけれど。ただ、ABSのおかげで救われた、なんてことは先月の雨の富士スピードウェイでの走行の場合のようにやはりあると思いますし、あってすごく邪魔というモノでも無いのでこれはこれで良いかと。

2014年11月24日月曜日

ZX-10R パワーチェック&クマタコ訪問

3連休だというのに特に予定も入れず2日目は洗車をして、3日目の予定がすっかり空いていたので、2日目の夜に地図を見ながらどこかに走りに行こうかと考えてました。トミンで知り合ったりらっくまさん&キイロトリさんご夫妻が営んでいるクマタコに行こう、もう随分とお会いしていないし、と思い地図でお店の場所を確認。地図を見て、以前、りらっくまさんのブログで紹介されていたECU&パワーコマンダーのチューニングで有名なダイノテクノロジー大網さんのお店の場所も確認すると意外と近い?これは2件とも行くしかないと思い、翌日の予定を決めたのでした。

まずはダイノテクノロジーへ

関東から行く場合は、湾岸線から東関東道をほぼ終点まで走り佐原香取ICで降りて利根川沿いに下流に向かって走って行きます。 のんびりとした風景を見ながら走ってスマホのGPSで位置を確認しながらJR笹川駅近くのダイノテクノロジー大網さんに到着。

北見サイクル?と思うような自転車屋さんの出で立ちですがバイク屋さんです

店先にバイクを停めると中から大網氏が声をかけてくれました。「ダイノテクノロジーさんはここで合ってますか?」と訊くとそうだ、ということでまずはECUフラッシュの話と馬力測定をお願いします、と頼みました。


ダイノマシンにZX-10Rを乗せて4速で全開。今回は馬力のみの測定なので車体は前輪を固定しているだけです。3回ほど測って、データを見せてもらいました。

10500回転がピークで約137馬力でした

トルクは測らなかったので、横軸は速度ですが、10500rpmをピークにそれ以降は東南アジア仕様のZX-10Rは馬力が落ちて行きます。ピーク値は136.97馬力でした。カタログ値が151馬力ですので、そこから駆動ロスを考えると妥当な値ではないでしょうか? 雑誌に出ているデータとも合ってて予想通りの値でした。

ECUフラッシュをして中身を書き換えた場合にノーマルのエキゾーストでどうなるかもデータを見せて頂きました。どちらも現行ZX-10Rですが青が東南アジア仕様、赤がECUフラッシュ後のパワーグラフだそうです。


青い方はピークが10500rpm、赤い方はピークが13000rpm。色々と濃いお話も聞けましたが、青い純正マップの状態では10500rpmを境に早め早めにシフトアップしていく方が良さそうとだけ書いておきます。またECUフラッシュまたはパワーコマンダー等のサブコンでセッティングの際にはお世話になろうかと考えています。

クマタコへ

以前にトミンでりらっくまさん&キイロトリさんと同じ日に走った時に頂いていたクマタコの地図を片手に、茨城県側へ。さっきの東関東道の終点の潮来ICのすぐそばです。りらっくまさんはサーキットではCBR1000RRのレースベースですが、僕と同じ現行のZX-10R乗りでもいらっしゃいます。(もっともりらっくまさんのは北米仕様ですけどね。)

お店の外観の写真は帰る前に撮ったので日が落ちて暗くなってからでした
最初に着いたのは14時半くらい。前日にブログで行きまーす、とコメントのやり取りをしていて、今は茨城県、千葉県は異常な程に交通取り締まりが多いから気を付けて、と言われていたので、ルールを守って安全運転で到着。お店にはりらっくまさん1人で、奥さんのキイロトリさんはお店の買い出しに行っているそう。まずは看板のたこ焼きと甘太郎(茨城の方ではそう呼ぶそうです。今川焼き、大判焼き、回転焼き、の方が一般的な呼び方かも。)をお願いして焼いてもらいました。


たこ焼きも美味しかったし、甘太郎も黒餡、白餡を頼み、バイク談義を楽しみました。3連休の最終日だからお客さんのピークは過ぎたかも、とりらっくまさんは話してましたが、途中でキイロトリさんがお店に帰ってくるまでにもかなりお客さんが来ていて結構、忙しそう。忙しいのは商売している方にはいいことですものね♪

なんだかんだで結構長居してしまったのですが、りらっくまさんに純正のシングルシートカバーの話をしたり、とかZX-10Rの濃い話とかトミンの話とか出来て楽しかったです。

帰りはまた東関東道に乗って湾岸線経由で都内まで無事帰宅。 たまにはこういうゆっくりしたバイクとの付き合い方も良いよね。

2014年11月23日日曜日

ZX-10Rの洗車とチェーン清掃&グリスアップ

先日の走行会で雨に降られてドロドロに汚れてしまったので、洗車しました。チェーンのグリスもすっかり落ちているだろうし。


僕の10Rはガラスコーティングを施しているので普段は水洗いだけでいいのだけれど、前回の洗車時にメンテナンスキットを使ってコーティング剤も使ったのだけれど樹脂部分に塗布した箇所が写真のように白く浮いてしまっている…(;´Д`)。ミラーの部分も同様だったので、今度からは樹脂の梨地の箇所は塗布は止めておいた方がいいのかも。

この白っぽいのがなかなか落ちなくて苦労
チェーンも富士の帰りにずっと雨の中を走っていたこともあって、カラカラに。早くキレイにして注油しないと。

もう油分も抜けてカラカラ

チェーンクリーナーとチェーングリスは色々と試行錯誤してWako'sの物に落ち着きました。写真左のクリーナーは一般的なクリーナーと違って揮発しないタイプなので使う量が少なくて済むのと防錆剤が入ってるみたい。チェーンは純正チェーンなのでEKの3Dとは言えメッキが施されていないので、助かります。右側のCHLチェーンルブは水置換タイプで結構さらっとしています。チェーンに水分が残っている状態で塗り込んでも水よりも下にもぐって行ってチェーンにきちんと浸透するらしい。


チェーンのカシメの箇所からクリーナーを塗布してウェスでごしごしして清掃し、このクリーナーは非揮発性なので 終わったら軽くパーツクリーナーで落とします。後はCHLチェーンルブをチェーンの内側からリンクのジョイント部に少しずつ塗布して、余分なルブはビニール袋でざっとチェーンのコマのプレートにも防錆効果を期待して塗り広げておきます。


なんだかWako'sの中の人みたいになっていますが(笑)、シフトのリンケージのピロボールの箇所にもWako's ラスペネ潤滑剤を吹いておきます。10Rはここの潤滑が切れるとシフトタッチが悪くなるので、気が付いた時に潤滑しています。本当は耐圧グリスとかの方がいいのかもしれないけれどね。


洗車もラストスパート。スクリーンの内側を拭きます。10Rはアッパーカウルとスクリーンの隙間が少しあるデザインで普段は手が入らないので、スクリーンを外して時々拭きます。


外すとこんな感じ。スクリーンはZero Gravityの純正形状と同じタイプの物に交換したけれど、 少し形が違うのかアッパーカウルにところどころ当たります。(純正だとわずかにだけど完全にフローティングしているんだけれど。)


何はともあれ、これで洗車完了。冬の間は自分でキャリパー清掃とかもやろうかと思ってます。

2014年11月20日木曜日

富士スピードウェイ走行会

はじめに

何度か参加したことのある富士スピードウェイの走行会に参加してきました。前回は2011年の4月だから3年半ぶりか…。ZX-10Rに乗り換えて大きなサーキットに来るのは実は今回が初めて。6月に交換したスーパーコルサも夏の間は忙しくて今回のサーキット走行が初。でも、天気予報は前日までずっと晴れだったし、きっと楽しい走行会になるだろう、と前日までは思っていたのでした…。

ちなみに前日までは↓のR1000で本コースを走ってる方の動画を見ながらイメージトレーニング。あくまでコーナーのライン取りやどこでブレーキをかけているか、コース上で何か目印になるものはあるか?(RP:Reference Point)を探しながら、頭に叩き込みました。



当日は雨

前日の天気予報を信じて富士に向かう途中、なんとなく空はどんより曇り気味。 富士の天候はこうなるとあまり期待できません。到着して主催者のブリーフィングを聞いているうちにポツポツと雨が…。なんてこった。

奇しくも同じ型の10Rが2台(手前が僕の)
もっとも後ろの方は無理をせず雨ということで走らなかったようです


午前中は別の走行会が行われているようで、4輪の方達の走行の様子や雨の様子などを自分のバイクの準備をしながら観察。ヘアピンではブレーキでロックしたのか白煙が上がったりしています。



無理は出来ないだろうけれど、路面がわずかに濡れているハーフウェットで、バイクが直立してる限りはまだ「ドライ」と同じ感覚で行けるはず。 とは言え、何かあればすぐ足元をすくわれる、それくらいの意識で1本目に臨むことに。雨も降っていることだし、トラクションコントロールは介入最大のMode3で。

1本目

タイヤ空気圧は冷間でF:1.8kg/cm、R:1.8kg/cmに合わせてコースイン。1周目はとにかく様子見。イメージトレーニングの効果もあってかコースはだいたい把握。ただ、思った以上に滑るので、シケインの出口で開けゴケしてる人も3台はいました。こちらの10Rもシケイン手前のブレーキングでリアのABSが作動しっぱなし。トラコンもストレート入る前の立ち上がりでも効きまくりです。とにかく直線は開け開けで行こう、パナソニックの看板過ぎても少し開けて、と頑張ってと250km/h超までは頑張る。もっと最終脱出で速度を乗せていかないと最高速は乗らないのかも。だけど、この10Rの加速には「慣れて」たし、東南アジア仕様で151馬力なので本当は1万回転以降は引っ張らないで早め早めにシフトアップした方が結果としては速いのかも。

転倒者が多いので、途中で赤旗が出ていったんピットインしてきましたが、残り時間は少ないものの再開してまだ走れるみたい。残り2周できるかな、くらいの時間だったけれどとにかく自分の経験値を高めるべく出来ることをやりに走ってきました。気を付けないといけないけれど、これくらいの軽めのウェットだったので、まだ楽しめたかも。

2本目

間に4輪の2クラスを挟んで2本目は1時間後のスタート。 雨はますます酷くなって、路面はフルウェット状態。さすがにもう2本目は諦めて帰る準備をしている方達もいます。今回は自走組の為に主催者様が5番ピットを使わせてくれたので、走っていない間は雨に濡れずに準備をしたり休むことが出来て非常にありがたかったです。

自走組用に5番ピットが開放 僕の10R左端に写ってます(笑)

4輪の方達は水しぶきで前見えるのかな…

見ての通り、ストレートはライトが反射するほど路面が濡れていてフルウェット状態。 1本目ではサスも標準セットで行ったけれど、気温も低いし雨で路面状態も良くないしで、接地感が感じられなかったので、ダンパー類を緩めておきました。少しでも足がよく動くようにして、安心感を得られるように。


2本目コースイン。雨は先ほどよりも強くなってストレートでは雨粒が痛いくらいに襲ってきます。とにかく1コーナーは無理をせず、シケインも無理をせず、後はなるべく前後のタイヤのグリップ感を感じるようにしながら、慎重に。絶対に転べないので。途中でZX-14Rともストレート勝負になりましたが、横並びで加速。向こうはフル加速じゃないのかもしれないけれど、220km/hくらいまでは完全に横並び。雨が降ってるのでパナソニックの看板で早めに戻したけれど、ストレート勝負もなかなか楽しいです。

30分の時間枠でだいたい周回数は8~9周。雨が降っているので、ラップタイムも全然ですが、元気に走るCB600Fホーネットの人に抜かれた時に後ろから見てた走りが印象的でした。2本目はフルウェットだったし、走ってる人も1本目と比べて激減していたけれど、皆さん無理をせず転倒もなかったようで、無事終了。せっかくの走行会も転倒しちゃうと楽しくないですからね。

最後に

富士はやっぱり天候が読めません。ドライで思い切り走りたいのならやっぱりライセンス取るしかないのかも。2本目はともかく1本目は結構楽しく走れたので、満足できる走行会でした。

2014年10月19日日曜日

箱根&洗車

本当は10月11、12、13日の3連休のうち2日使って、西伊豆までツーリングしようとしてたんですよ。一緒に計画練っていた人とも相談して、台風直撃だから宿もキャンセルして中止にしよう、と決めた途端に足の遅い台風が予想以上に遅くて、12日とか普通に走れたよねぇ・・、って天気に(13日の帰りは雨の中を走るだろうけれど)。そんなわけで、18日の時点でこの週末は晴れるようだ、という予報が出ているのもあって、西伊豆に一緒に行くはずだったアンチャンさんと一緒に箱根まで走ってきました。

通常だと、東名~海老名JCT~小田原厚木道路~箱根ターンパイクというルートが多いけれど、今回は御殿場まで東名で行って、そこから長尾峠を上がっていき、芦ノ湖スカイラインを走ろうと。いつもと違うルートなのもちょっと新鮮で気分が変わっていいね。

朝は東名港北PAで待ち合わせ。他のバイク乗りも同じように久しぶりに週末晴れたからかあちこち箱根・伊豆方面に向かいそうなライダー達ばかり。朝と昼で寒暖の差は大きいけれど、この時期は走りやすい時期なのは間違いない。

R1000と10Rで前後を入れ替えながら、走って御殿場ICへ。御殿場から長尾峠を使って山の上に上がり、箱根・芦ノ湖スカイライン~箱根新道~県道75号~大観山へ。アンチャンさんは大観山は初めてということで喜んでもらえたようで良かったです。

雲で隠れる前は富士山が珍しく見えていたんです

久しぶりに晴れた週末だったので大観山はバイクでいっぱいでした
帰りは、小田原厚木道路の大磯PAで休憩してから海老名JCTでアンチャンさんとはお別れ。やっぱりマフラーいい音してるなぁ。

一端自宅に帰った時点でまだ正午前だったので、午後からバイク屋さんへ行き場所を借りて洗車。ガラスコーティングして以来、メンテナンスキットは使ってなかったので、 専用シャンプーを使って洗車した後にコーティング剤を使って塗り込み&ふき取り。ガラス繊維が含まれるので、後半はちょっとチクチクしながらだったけれど、満足いくまで磨いて終了。帰りに撮影したら夕陽が映り込んでつやつやでした。

2014年6月16日月曜日

Z1000、Z800試乗記

ネタもないので新型車に試乗してみたレポートなどを書いてみる。先日、バイク屋さんに行ったところ、川崎重工から試乗車が来てたので乗ってみることに。(川崎から送られてくる試乗車はいつも神戸ナンバーなんです。)

この日の試乗車のラインナップはNinja1000(写真左側の緑のバイク)とZ800(真ん中の白いの)、Z1000(右側のオレンジのバイク)でオレンジのZ1000がとりあえず2014年4月発売だから見るのも乗るのももちろん初めて。

左からNinja1000、Z800、Z1000

「新型Z1000はどうだったか?」

肉食動物っぽい
足つきについてはZX-10Rとほぼ同じくらい。顔つきがいかつくなって、4灯ともLEDヘッドライト(カワサキでは初)になっていることも含め外見が大きく変わっているのが特徴。2010年デ ビューの前の型のZ1000は試乗では何度か乗っていて、割と乗り味なんかは変わっていないと感じた。このバイクは基本的にNinja1000と中身は共通なんだけど(カウルがNinja1000にはあったり、その為にフレームや足回りのセッティング等は微妙に違う)、Z1000はABSやトラクションコントロールなんかの最近の流行の電子制御は一切なくてあくまでストリートファイター系のアナログな獰猛さを狙っているイメージ。ちょっと予想外だったのは、エンジンの微振動が多くてクラッチの感覚もちょっと気になったけれど、 これは自分のバイクと比べただけなので、慣れれば気にする必要はないのかも。むしろ、敢えてそういう荒削りなイメージの為に残しているのかもしれない。

普段はスーパースポーツのZX-10Rでハンドルも低くて前傾のきつい土下座みたいなフォームでバイクに乗っているけれど、この手のバイクはハンドルもバーハンだし、軽く背中を丸めてかかと(と膝)でしっかり車体をホールドして乗るイメージ。加速は面白い、ただ、くるっと回ったり コーナリングについては、気持ちよく曲がるという観点では、もう少し乗り慣れないと評価できないかも。ミラーは普段はフルカウルの10Rだからネイキッドだとミラーが手前に来過ぎて、視認性は注意してみないと勝手が違う感じ。目視で見ることも気を付けた方がいいのかもしれないと感じた。

Lowビームで真ん中の2灯が、Hiビームで4灯全てが点灯
このZ1000から初採用のLEDヘッドライトはLowビームで真ん中の2灯が点灯、ハイビームで4灯すべて点灯するんだけど、昼間というのを差し引いてもハイビームにしてみて、バイクの前に立ったけれど、そこまでまぶしいとは感じなかった。ただ色温度は真っ白でキレイ。こういう色はハロゲンの電球では出せないかも。ツーリングで帰りが遅くなって深夜の街燈の少ない高速とかだともう少し明るいと嬉しいかもしれない。

「では弟分のZ800はどうか?」

白くてトンガっていてスタイリッシュなデザインで好みです
実は一番気になっていたのは1枚目の写真の真ん中の写真の白いZ800だった。足つきは身長180㎝近い僕でもZX-10Rに跨った時よりもさらにかかとが浮く感じ。重量が230㎏で重いというけれど、そう重いとも感じさせないヒラヒラ感がある。ZX-9Rから進化させた同じ系統のエンジンを使っているというのは先代の Z750と同じ。ただ、9Rでは結構上まで回すとビリビリと共振するような手がむずむずするようなタイプの振動が出ていたんだけど、Z800はその辺が皆無。 振動もなくシルキーなエンジンフィーリング。Z1000よりも上品な感じ。だけど800㏄もあるし、トルク及びダッシュ力は必要十分だと感じた。

なんとなく試乗コースもさっきのZ1000とは変えて、速度は乗らないけれど、曲がる箇所を多めなルートで走ってみると、いい意味で限界が低くてフレンドリーで分かりやすいバイクで乗ってて楽しかった。800㏄もあるんだからトルクや馬力なんかは必要十分で、ただバックトルクリミッターがついていないから、ちょっとラフなシフトダウンをしてリアが軽くズルっとは行きそうになったけれど、余裕を持って立て直しできる。(普段、スリッパークラッチで楽してるんだなぁ~と反省。)クルクル回るし旋回も楽しいし、これで峠なんかはアベレージ低くても楽しめるかも。あとトミンのようなミニサーキットくらいだと自分の10Rよりも乗りやすいかもしれない。

愛車のZX-10Rはやっぱりサーキットで本気で攻めても破綻しないように基本的に限界は非常に高いところにあるから、やはりそれなりに乗るのは割とすぐに出来るけれど、本気で乗りこなすのはかなり大変で、まだまだバイクに対して今の自分の技量では乗り手が負けてるところがあって、そういう意味では自分のキャパを超えたカスタムなんかは手をつけていない。ただ、今の自分の生活でセカンドバイク、それも大型でってなると現実的ではないけれど、こういうZ800みたいなバイクならアリだなと久しぶりに思えた面白いバイクだった。(そうなるとZX-10Rはツーリングや峠なんかを走るには使わなくてサーキット専用マシンにするしかなくなるな…とも思ってその辺も非現実的。)

個人的には、どちらもそれぞれバッティングせずに面白い個性を持った2台だと思うし、Z800に乗れたのは個人的には良い経験が出来た。置き場の問題や2台持っても乗る人間は1人だけだからおいそれと買うわけにはいかないんだけどね。

2014年6月1日日曜日

タイヤ交換 PIRELLI Diablo SUPER CORSA V2 SC2

履かせていたMetzler Racetec K2の溝がなくなってきたので、タイヤ交換してきました。今度はPIRELLI Diablo SUPER CORSA SC2(ミドルコンパウンド)。Racetecに浮気していた間にモデルチェンジしたようでV2というバージョンになってました。ちなみにバイク屋さんが閉店してしまうので、この店舗でのメンテはこれで最後。

前からカットスリックみたいなパターンだったけれど稲妻っぽくなりました
頼んでいたタイヤが届いたとのことで、バイク屋さんに来ました。

右下のが使い古したRacetec
ホイールを外してタイヤ交換とオイル交換も一緒にお願いしました。いつも丁寧な作業、ありがとうございます。

オイル交換も同時に

オイル交換で、オイルはいつものSilkolene Pro 4の10w-40。街乗りもするし結構回したりもするしで、結構汚れてました。

新しいタイヤはやっぱりいい
新しいタイヤを組んでもらって、ホイールを組み込んでもらって完了。忙しくてサーキットを走る予定が当面ないんですが、次に走る時が楽しみ。

2014年3月30日日曜日

これだからカワサキ乗りはカエル色って言われんだヨ

長らく使っていたBERIKのカンガルー革のレーシンググローブの手のひらの部分が破れてしまったので、新しいグローブを買うことに。前々から売れ残っているというKawasaki×FIVEのコラボのRFX-1グローブにしました。定価はいいお値段だけど、30%OFFだったので、割と普通の値段で買えたと思います。もともと、FIVEのRFX1グローブクシタニのGPRグローブかで迷っていたけれど、FIVEにしてみることに。サイズは結構大き目に作っているので、普段はL~LLサイズの僕でも、Mサイズでちょうどいい感じでした。ちなみにレーシンググローブなので、転倒時に小指だけ持っていかれないように薬指と小指の間をつなぐ“水かき”がついています。

ライムグリーンの刺し色とKawasakiのロゴがカッコいいです
柳川レプリカのX-TWELVEのヘルメットと並べると、こんな感じ。さすがにライムでお揃いはちょっとやり過ぎかな。でもしばらくはこの組み合わせでバイク乗りますよ。
やり過ぎ?
革ジャンもBates×Kawasakiのコラボモデル
正直、BERIKのグローブはカンガルー革を使っているということだったけれど、あまりフィット感はよくなかったので、FIVEのグローブが早く馴染んでくれるといいけれど。これで、ダメなら今度こそクシタニのGPRグローブにしよっと。

2014年3月29日土曜日

本物のR乗り

タイトルは(GSX-)R乗りという意味で。以前から、ブログで交流のあったアンチャンさんに誘われて、バクダンキットで有名なKENSOでのパワーチェック見学に誘われて軽くツーリングしてきました。彼の駆るバイクはSUZUKI GSX-R1000(L2)で僕のZX-10Rと同じ2012年式です。もっとも、こちらのドノーマルのZX-10Rに対してアンチャンさんのL2ちゃんは、この冬の間にフルオーバーホールを終えてパワーアップもしている様子。

そんなワケで近所のKENSOまでやってきたのだ
名前は知っているショップだったけれど、こんなに近所だったとは…。最初は、店の前に停車しているGSX-R600を見て、これがてっきりアンチャンさんのGSX-R1000だと勘違いして店まで行ってしまったのでした。

パワーチェックの結果は、当日のアンチャンさんのブログを見て頂くこととして、当日はうちからほど近いKENSO近くで待ち合わせ。

手を入れた箇所等を聞いたりしつつ、これは只モノではない車体に仕上がってそうだ、という感想を抱いたところで、ここからは2人で軽くツーリングということで第三京浜~横羽線~湾岸線上りの大井PAまで流すことに。

第三京浜はアンチャンさんが、横羽線は僕が先導して走ったのですが横羽線を上ってレインボーブリッジ下りから芝浦PAに行く予定が道を間違えて、神奈川6号線(初めて通った)経由で湾岸線東行きへ合流。ここで大井料金所手前のPAでひとしきり休憩と話し込んで、解散ということにしました。

保土ヶ谷PAにて
湾岸線大井PA(東行き)
お互い、湾岸ミッドナイトが好きで今回の僕のバイクはまだそこまで手を入れていないけれど、バイクに対する姿勢についても共通する物を感じる方だっただけに、一緒に走り過ごせてとても楽しめたのでした。

8月が終わるころには、こちらももっとZX-10Rに手を入れよう。

2014年3月9日日曜日

伊豆ツーリング~河津桜を見に

伊豆まで久しぶりに独りで走ってきました。河津桜を見に。前回のソロツーは4月の頭でもえらく寒い思いをしたので今回は入念に防寒対策してでかけました(ゴアテックスインナー&ネックウォーマー、その他冬装備一式)。出発時刻は朝7時半。帰宅は18時というなかなかよい時間内に収めて350kmという密度の濃いツーリングが出来て満足です。

ルートとしては第三京浜~横浜新道~新湘南バイパス~西湘バイパスでとりあえず小田原まで。東名~小田原厚木道路よりもこっちのルートの方が早くて安いかも。

2月は関東は大雪が2回もあった上に、雨の週末もあって乗れなかったライダーは僕だけではなかったみたい。西湘バイパスはごった返していました。

いつも停める駐輪場はこのありさまなので・・・
仕方なしに本線出口に近いところに停めます
色は違うけど何だか懐かしい機体が
今回から新しい革ジャンをおろしました♪
 ここから箱根を上り伊豆スカイラインを目指すために休憩もそこそこに出発。ターンパイクを上がっていくと路肩には先月降った雪がたっぷり残っています。気温は0℃~2℃と言ったところ。ほどほどのペースで大観山に上がりました。

芦ノ湖が見えるいつもの位置は50㎝以上雪がのこってました
霜柱ってこんなに立派に育つんですね!
ここからは十国峠から熱海峠に抜けて伊豆スカイラインへ。冷川ICまで行ってそこから伊東に出る算段でしたが、道を間違えて熱川の手前で135号に出ました。ちょっと見たいものが伊東にあったけど、時間ももったいないので、まぁいいや。

伊豆熱川について、有名なバナナワニ園の前を抜けると昼食処として狙っていたは目の前。有名なアジのてんこ盛り丼を食べたくて来たんだけど今日は食べられるかなー。


開店15分くらい前についたのでオープンと同時に入れました。今日は残念ながらアジの入荷はなくててんこ盛り丼はなし…。他のメニューで磯納豆丼を頼みました。いろいろな海鮮がバランスよく入っていて納豆との組み合わせも面白そうだったので。海苔の風味がよくてこれはこれでとても美味しかった。

うに&いくらも入ってました。
  いつかまたアジのてんこ盛り丼、リベンジしに来たいなー。

ここからは河津浜の河津桜を目指して135号を南下。先月上旬から始まった河津桜まつりのせいか、車はかなり多かったです。車で行く人は渋滞にはまって動けないかも。

河津桜って昔からある品種かと思ったらここ数十年ほど前に自然発生した突然変異の新種なんだそうです。自然派生の新種の桜だけど昭和30年代とかに発見されたそうです。オオシマザクラとカンヒザクラの自然交配種だとか。

これが河津桜の原木

説明書きがついてました
葉桜になりかけのさくら餅みたいな状態だけどきれい
河津桜はソメイヨシノに比べてピンク色が濃く、見た目で別品種だとすぐにわかります。いつかシーズン中に見に来よう来ようと思って、ようやく叶いました。ここからは河津七滝に向かっていくんだけど、その途中に大きな川があって、その河岸にも河津桜の桜並木が出来ていました。

河津桜を横目に見ながら414号線下田街道を北上して河津七滝ループを2周半上って道の駅「天城越え」にピットイン。今日は天気も良いし、混みあっていました。ここの道の駅にはわさびソフトがあるんだけど、どちらが元祖なんだろう?(笑)4年前の時は右のを食べたので今回は左のものにしました。


感想は思ったよりも甘いけどわさびの香だけするちょっと不思議な味。もう少し辛くてもいいと思う。

ここから前回は414号から県道59号を抜けて伊豆スカイラインの冷川ICに戻ったんだけど、かなり道が細くて悪かった印象なので、混んでるのを承知で修善寺へ抜けてそこから県道12号で戻ることに。途中で修善寺のバイパスを抜け、少し迷いながらも冷川ICへ。この辺りの有料道路はETCが使えないところばかりなので、グローブ脱いで財布取り出して、ってやってると後ろの車の人たちに少し気を遣います。

伊豆スカイラインに入った時点で15時くらい。このまま一気に熱海峠まで抜けて箱根の十国峠を過ぎて箱根新道を目指します。今回は、なるべく行きと帰りで違う道を選ぶことにしていたので、帰りは小田原厚木道路~東名で帰ることに。小田原厚木道路は混んではいるものの流れていて割とすんなり東名に合流し、海老名SA着。この時点で17時前。


そこから更に東名を走り終点まで走った時点でガソリン灯は付いたので給油したりしていても18時前には帰って来れました。朝7時半に出て18時前に帰宅。総走行距離は350kmなんで、まぁまぁよく走った方だと思います。気ままなソロツーリングであることと、リッターバイクの機動性を生かして密度の濃いツーリングが出来てとても満足。

お疲れ様でした!