2013年10月27日日曜日

ZX-10R 日常メンテナンス

この日は天気もいいから箱根にでも走りに行こうかと思っていたけれど、翌週はトミンでのBMC走行会だったので、ZX-10Rのメンテナンスをすることに。とは言っても自宅なので洗車や大がかりな作業はできないので、チェーン清掃やグリスアップなど本当に基本的なことだけ。

相変わらずカッコよすぎるZX-10R
 メンテスタンドでリアホイールを持ち上げて、チェーン清掃とスプロケカバーの中もキレイにします。あまり飛び散りの少ない“軽め”のチェーングリスを使っているけれど、それでもカバーを外すとルブと砂でドロドロになった通称「ルブうんこ」がこびりついていて「うへぇ、汚い・・・」と思いました。

スプロケカバーにはスピードセンサーはついていません
エンジンケースやフレームにも飛び散っていました
パーツクリーナーで汚れをふやかしてウェスで拭い取るようにして根気強く除去して何とか綺麗にしました。もしこの汚れが今までチェーンに触っていたとしたら、なくなれば少しはフリクションも減るはず。

  

 最近は、チェーンルブでZOILを使っています。以前使っていたMOTULやSILKOLENEのルブは塗った時はサラサラで少し時間を置くとネバネバになってへばりつく“硬い”グリスだったけれど、ZOILは割と軽めだと思います。ZX-10Rは純正でEKの3D(スリード)チェーンが採用されているけれど、さすがにメッキまではしていないので、最近は防錆効果を期待して、チェーンのサイドプレートにも薄くルブを伸ばして塗っています。

ちなみにチェーンクリーナーはWako'sを使っています。普通のクリーナーと違って、揮発しなくて灯油を塗ってゴシゴシしているような感じですが、シールは傷めないし、揮発しないから塗る量も少なくて済むし、防錆効果もあるしで、結構気に入ってます。キレイにし終わったら揮発するタイプのクリーナーでざっと落とすようにしています。


それからLAPSHOTの取り付け。前回7月にトミンに行く前にいろいろ試行錯誤して、N-ProjectのLAPSHOT用のステーをボルトとカラーをかましてクラッチレバーホルダーに固定しています。

結構ガッチリ固定できるので、速度が出ても大丈夫
取り付けはマジックテープでLAPSHOT本体を取り付けられるようにしています。ハンドルを切っても当たらないのはもちろん、サスのアジャスターも触れるので、メーターの操作が少ししにくい以外は走っていても問題はないです。

LAPSHOT本体を付けるとこんな感じ。

リアサスのプリロードも以前に締め上げたのだけれど、逆に少し標準値より緩めたいと思って下のようにやろうとしたけど、以前のやり方がマズくてリングナットが締まりすぎていて、微動だにしませんでした。自分ではお手上げだったので、これはパス。バイク屋さんで今度緩めてもらうしかなさそう。


 ちなみにこのフックレンチはデイトナの可変フックレンチです。


本当はリングナットのネジを切っているところの長さを標準値(およそ12㎜程度)と比べて締めこんだり緩めたりしようと思っていたのですが、今回は失敗。

後ろに映っているのはサービスマニュアルのリアサスのプリロードの設定法のページです。この定規で12㎜~15㎜で設定するようにしています。定規はカワサキのドライカーボン製のをバイク屋さんで去年、プレゼントしてもらいました。

最後に、シフトペダルのリンケージのブーツの中のピロボールにWako'sのラスペネをグリスアップとして吹いておきました。10Rはここの潤滑が良くないせいで、ミッションが渋いと誤解されていますが、潤滑さえしっかりすればシフトタッチはコクッコクッと入るようになります。ZOILの潤滑スプレー、Wako'sのメンテルーブ、ラスペネと試しましたが、今回のラスペネが効果も持ちも一番よさそう。

リアサスの調整など、できなかったこともあったけれど、とりあえず走行会に向けての準備はこれにて完了です。

4 件のコメント:

  1. いつだって最高なのはチェーンソーオイルだ
    脅威の低フリクション
    200km毎に注油しても1Lで7年も使えるコストパフォーマンス
    だが一番大事なコトはチェーンソーオイルはその性質上うんこを作りにくい
    ウェスで拭くだけでさらりと落ちるのヨ

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    1. こまめな人だとオイルメンテがいいんでしょうね、やっぱり。サーキットには自走で行っているので往復で350km超えちゃうので、200kmごとだとちょっと足りないかもですね。

      しかしルブうんこが出ないのは魅力です。

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  2. 茂木まで片道150kmなんですけど、着いたら注油。
    帰って来たら注油。
    ツーリング先でも注油。

    ね、簡単でしょう?

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    1. ということは、アンチャンさんは、オイル刺しを持ち歩いているわけですね。
      注油する際はバイクを少しずつ押し歩きしながらですよねぇ?

      バイク仲間で最近、スコットオイラーに手を出した人がいましたヨ。
      その人は根っからのツーリングライダーなので、アリかもしれないですね。

      そうそう、チェーンオイルのさし方で、こんなページがありましたヨ
      http://plaza.rakuten.co.jp/sidebblog/diary/201109180000/

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