2011年8月30日火曜日

106フルメンテから帰ってきました。だけど、決断。

7月の終わりに車検で指摘された事項を解決する為に、106を調布のロッソコルサさんにメンテに出していて、2週間ほど前に帰ってきました。やってもらった項目は下記の通り。総額で34万ちょいでした(´゚ω゚):;*.ブッ

・タイミングベルト交換
・ウォーターポンプ交換
・クラッチオーバーホール
・RED POINT製クロモリ軽量フライホイール導入
・軽量クランクプーリー導入
・エンジンマウント交換
・シトロエンスポール製シフトレバーマウントリング導入
・SPARCO製フットレスト導入(ボディ穴あけ加工取付)
・エンジンオイル交換(FUCHS チタンCFEモリブデン配合)

タイミングベルトは距離は行ってないけど、年数的にヤバいというのとウォーターポンプの軸に滲みが出ているので急を要する事態だったので、交換。

唯一、見て分かるカスタムはフットレストの導入くらいかな。工事現場の鉄板じゃないです。ボディに穴開け加工してもらって取り付けてもらいました。

 左側の銀色のが追加したフットレスト

RED POINTオリジナルのクロモリ軽量フライホイールをクラッチのオーバーホールついでに入れました。画像はありません。これに併せて、クランクプーリーも交換しました。純正品はダンパーとしてゴムが組み込んであるんですが、それがはみ出てきて用をなさなくなってしまうらしいです。で、僕の106もゴムがはみ出していて必要に迫られて交換となりました。軽量のゴムのダンパー無しの社外品の方が安かったのもあってそちらをチョイス。

シトロエンスポール製シフトレバーマウントリングも入れました。画像は無しですが、値段は2300円也(笑)106のシフトレバーのマウント部分は樹脂のため、シフトタッチがちょっとぐにゃぐ にゃしてるんですが、それを金属のリングに交換してやるだけで、シフトフィール改善ということ。クイックシフトを入れる程の効果は無いと思いますが、シフ トがコクコクっと決まるようになりました。

オイルはモリブデンが配合されたFUCHSのチタンCFEというのをチョイス。リッター3000円くらいの100%化学合成オイル。エレメントももちろん交換です。

これだけやったらバイクのエンジンのような吹け上がりになるかと思ったんですが、確かに良くはなってるけれども15分も乗ると慣れてしまうレベル かな。4000~5000rpmくらいを多用しても楽しく走れる。逆にそんなに乗りにくくなった気はしないです。シフトもコクコクと入るし、エンジンの回 転落ちが早くなったのでシフトダウンが決まりやすい気がするかな~って感じ。

で、ここまでやっといて言うのも何なんですが、近々106を手放そうと思ってます。9月いっぱいくらいで。もう以前から決めていたことなんだけど ね。色々とメンテをしたのは楽しい時間をくれたクルマに対する恩返しというつもり。もう駐車場も解約を申し入れたし、あとは淡々と進めていくかな。

この2年でバイクに乗った距離15000kmに対して、車は6000kmくらい。全然、乗れなかった。維持するのにお金がかかるのもあるけれど、それ以上に2台あっても体は一つだからどちらかにしか乗れないと言うのが大きかったかな。

車を受け取った帰りに雨が降る首都高を運転して帰ってきたんだけど、合羽を着て走ってるGPz900R乗りを見た時に、雨が降っていてバイクで走るには楽しい状況と言えない中で「あぁ、バイクで走る方がいいなぁ。」と思った自分がいたのも事実。

段々とクルマにもバイクと同じものを求めるようになってきていました。ホットハッチと言われる106で満足出来ないなら、多分、同じだけの動力性能を求めると500馬力とか、もっと馬力のあるクルマじゃないといけないのかもしれない。と言う訳で、Nissan GT-R(R35)や次期NSXHSV-010が市販化されるんだろうか?)とかみたいなスゴい車がぽんと買える身分になるまでは車は多分もう買わない と思います。

クルマに対して情熱が無いと言われたらそうなのかもしれないし、クルマが好きなのは過去の自分であって今の自分で無い事にも気付いてしまったのかも。僕は所詮、バイク乗りであってクルマ乗りではなかったようです。バイクにもっと集中するための決断だから、自分ではあまり後ろ向きな決断では無いと思っているんだけれど。

ポルシェじゃないけれど、「もうすぐプジョーでもなくなるがね。」 

芦ノ湖湖畔までドライブした時の一枚。106は後ろ姿が一番好き。

残された時間を106とドライブでもしながらゆっくり楽しみたいと思います。

誰かドライブ付き合って下さい(´・ω・`)