2011年7月10日日曜日

環状2号でバイク事故を目撃

今日、環2で原付と250のバイクの事故を目撃しました。

日曜の昼下がり、蝉も鳴くような暑さの中、僕は環2を通って家路についてました。信号待ちで減速する車の列をすり抜ける僕の横でガラガラの路肩寄りの車線から抜いていくエストレヤが1台。運転しているのは若い男性でTシャツにジーンズでスニーカーという出で立ち。「まぁ、暑いからな。」とは思うも のの、その人がそれで安心してバイクに乗れると言うなら、とやかく言う謂れもないだろう。車の流れを読み違えて詰まってしまった自分のことを棚に上げて、空いてる車線を突き進む彼に対し、 「青年よ、楽してると大きくなれないぞw」とか思ってた。意味分かんないけど。

そのまま、環2を進んでいくと、真ん中の車線に転がってる白いVINOが!まだ、車はそう多くない。周りを見回すと、路肩に転がるエストレヤ。 「さっきの青年じゃねぇか!」そう思い、近くにバイクを停めてヘルメットとグローブを脱ぐ。既に事故を目撃したジョギング中のお姉さんが車の流れを制しな がら、転がっている原付をどかそうと駆け寄っている。車に避けろと合図しながら、僕も原付を起こすのを手伝います。乗っていたお爺ちゃんは既に歩道に避難していて無事な模様。「エストレヤの青年は!?」と見回すと彼も自力で歩道に避難したものの、衝撃が強すぎたようで、仰向けに寝転がったまま身動きが取れ ない模様。意識はある様子。ヘルメットの隙間からのぞくイヤホンのコードが虚しさを更に煽る。

お爺さんはぶつけれらて跳ね飛ばされたのに、かなり元気。興奮してしゃべりまくってる。「わしは柔道家で受身がどうたらこうたら…」とか「普段は ベンツなんじゃが最近は駐禁がうるさいので今日は原付で、うんたらかんたら…」お爺ちゃん、青年は痛みで声も出ないくらいだから、ちっと静かにしてようか?(ニコッ

僕とジョギング中のお姉さん、犬を散歩させていたおじさん(この人が通報して救急車&警察を呼んでくれた)、事故を目撃して車を停めて駆け寄ってきてくれた若い夫婦、歩道を歩いていた女の子、総勢6人で協力して、救急車と警察が来るまで、ことに当たりました。

バイクを退かしたり、一通り済んでからは、青年がかなり痛そうだったので、本当は氷とかあれば良かったんだけど、近くの自販機で冷たい飲み物買って、痛いとこに当ててくださいって渡しといた。

ぶつかる流れは見てないので何とも言えないんだけど、お爺ちゃんの原付が路肩の小道から出てきたところに直進してきた青年が止まりきれなくて、も しくは避けきれずに後方からぶつかったのではないかと思う。事実、滑走距離は大したことなかったので原付の方はほとんどスピードが出てないところにエスト レヤが突っ込んだんだろう。ジョギング中のお姉さんの証言では、人一人分くらいの高さは2人とも飛んでたみたいだから青年の方は擦り傷よりも打撲の方が酷 かったはず。お爺ちゃんは背中がちょっと赤くなってたくらいだからよっぽど、受身が上手に取れたんだろうな。

救急車からかなり遅れて警官が到着したけど、一番年長っぽいおじさんの警官以外はあたふたしてて見てられなかった。多分、自賠責の書類を見たかっ たんだろうけど、何で俺が警官のお兄ちゃんにエストレヤのシートの付け外し方を教えてやらんといかんのかとw結局、書類は積んでなかったみたいだけど。

バイクに乗ってれば、こんな派手な事故は誰も結構やらかすもんだと思うので、特に良いことした、とか思ってません。僕も初心者の頃、事故った時は 通りすがりのライダー達が同じように助けてくれたし。その時の恩返しじゃないけど、お互い様と言うか、こう言う助け助けられみたいな連鎖が続いていけばい いな、と。そんだけです。

装備についても、その人がこれで安心して乗れるって言うならそれでいいと思うし、こだわり出すと近所のコンビニまでバイクに乗って行くのにツナギを着てなきゃいけなくなる。正直、夏場のメッシュジャケットなんていくらプロテクターが入ってても気休めに過ぎないだろうし。

よく考えたら、乗ってたら(上手になるまでに)必ず事故るって車に比べると、とんでもなくリスクの高い乗り物なのかもね、バイクって。Tシャツで乗るのとイヤホンで音楽聴きながら乗るのは正直、僕はお勧めしません。

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