2008年11月30日日曜日

08 Ninja ZX-10R試乗記


いつも通っているバイク屋さんでZX-10Rの08モデルに試乗してきました。今の僕の乗っているZX-9Rの後継種がどんなものか興味がありましたし、同じ日に試乗出来るZ1000とZZR1400は既に試乗したことがあったので、10R指名でした。カワサキのと言うわけではないですが、スーパースポーツがどれだけ進化しているか見てみたかったのです。


拙いインプレですが試乗した感想を述べてみます。

1)人とのインターフェイスにかっちり感がある。
シートも結構固めで、ステップバーにはラバーが無くヒールガードもしなったりせずに、バイクの上でハングオフの格好を取る際には、非常に安心感があります。タンクの左右に張り出した出っ張りも肘で挟むには最適な位置にあるし、伏せてヘルメットのアゴの当たる部分は凹んでいるので、サーキットではバイクとの接触点が増えて安心感高そう。

2)バックトルクリミッター
バックトルクリミッターのついたバイクには初めて乗りましたが、エンブレが全く無いワケではなく、だけど前につんのめるような成分だけ上手に逃がしてくれている感じです。高回転まで回すとエンブレもきつくなるのですが、この10Rなら積極的に高回転まで使えそうです。

3)過激さ
まず、乗って思ったのは、バイクが速すぎて「車、遅っ!」ということでした。エンジンのレスポンスも9Rと比べると1.5倍くらい速くフケ上がるんじゃないの!?と感じました。たった100ccの差でここまで違うとは。排気量の違いというより技術の違いなんでしょうね。車のいないところに持っていって、ちょっと1速で回したりしてみましたが、楽しくて楽しくて。ただ、バイクが速く走ることをライダーに強要する面があるというか、9Rのようにのんびりとは走れないかもしれないですね。

4)マフラーの音
ノーマルでもいい音してます。9Rのノーマルマフラーより確実に音量は大きいです。これくらい最初から音が大きければ、マフラー換えようとは思わないんだけどな。

5)足回り
ブレーキもすーっという感じだけれども強力に効くし、安定感は抜群でトミン行ったらいきなり30秒切れるんじゃなかろうか、とか、練習したら肘も擦れるかも、なんて妄想してました。

試乗を終えて、先に試乗してきてた12R乗りのお客さんや店長と10Rの話で盛り上がりました。
「07モデルの10Rが色褪せて見えるようだった。」
「速すぎて目がついていかない。」
「楽しいけど、免許無くなりそう(笑)」
「ツーリング行ったら景色を見ないで、かっ飛んで終わりそう。」
などなど。

サーキット用に買い足すという使い方なら大きな武器になりそう。


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